カンタンに作れて長く使えるパネルシアターの作り方

パネルシアターはカンタンに作れますし、一度作ってしまえば長く使い回すことができます。
視覚情報と聴覚情報を用いて子どもたちの興味を引くことができるのでイベントの導入としても最適です。
雨の日でお外遊びができなくても子どもたちの想像力や集中力を引き出せるので、オリジナルストーリーをたくさん作って、子どもたちと物語を楽しみましょう!
パネルシアターとは
パネルシアターを一言で表すと、動く紙芝居のことです。
イラストをパネルに貼りつけたり動かしたりしながら物語を進めていきます。
パネルシアターによって、集中力、観察力、コミュニケーション力を鍛えることができると言われています。
パネルシアターの作り方
パネルシアターの作り方はYouTubeなどで検索すればたくさん出てきます。
この記事でも作り方の説明はしていますが、わかりにくいと感じた方は参考動画を見ながら作ってみてください。
準備
【必要なもの】
- Pペーパー
- パネル布
- ダンボール(発泡スチロール)
- ハサミ
- 布テープ
- マジックペン
イラストを描く
Pペーパーに物語に出てくるキャラクターたちのイラストを描きます。
絵の具で描く場合は、水の量は少なめがおすすめです。
水の量が多いとにじみやすくなります。
クレヨンなど、同じ形のものを複数個登場させるときは重ねて描くと作業工数が減ってラクにつくれます。
飛び出す仕組みとしてポケットをつくるときは重ねて切りましょう。
パネルボードの作り方
- ダンボールや発泡スチロールの大きさを決めます。
- パネル布をアイロンで伸ばします。
- パネル布をかぶせて布テープで留めます。
パネルボードの大きさは子どもの人数で変えましょう。
また「大きなかぶ」など、物語によっては少人数でも大きいほうが迫力が出るものがあります。
パネル布はアイロンをかけてあげると、ピンと張ってキレイにつくれます。
パネル布は毛玉ができやすいので、多めに購入しておきましょう。
パネルシアターのテクニック
帽子やバックなどの口の部分を袋のようにすると、シーンによって使い分けたり、中からアイテムを取り出したりすることができ、表現の幅が広がります。
キャラクターの手足に糸をつけると本当にキャラクターが動いているように見え、より複雑な動きも表現できるようになります。
専用ピンで関節もつくってあげるとよりクオリティが増します。
あるイラストの裏側に別のイラストを隠しておきたいときは、上の方にくるイラストの裏にパネル布を貼ると落とさずに隠すことができます。
卵から産まれる表現やクレヨンの蓋を開ける表現などに活用することができます。
めくる部分や取り出す部分にはセロハンテープで取っ手をつけておくと、めくったり取り出したりするのをスムーズに行なえます。
セロハンテープの取っ手はないほうが見栄えがいいので、臨機応変に活用してください。
Pペーパーは折れてもアイロンをかければ復活します。
絵を描くまえにかけてもいいかもしれません。
パネルシアターに使えるネタ
YouTubeなどで検索すれば、面白いストーリーを実技のコツもふまえて知ることができます。
パネルシアター作りで参考になるおすすめの動画をいくつかご紹介します。
絵本や童謡の再現
「大きなかぶ」や「うさぎとかめ」など動きが大きな絵本を再現すると、知っている話でも普段と違った印象を与えられます。
また、普段歌っている歌がストーリー形式になると子どもたちは興味をそそられます。
イベントに合わせた物語
例えばハロウィンのイベントがある場合、魔女やおばけに関するおとぎ話や伝説を物語として披露すれば、イベントの導入としてものすごく興味をもってもらえるでしょう。
オリジナルストーリー
今まで作った作品の中からオリジナルストーリーを作って披露しても楽しめます。
食べ物や服などは他の作品にも使い回せるので、発送次第では面白い物語ができそうですね。
キャラクターを動かすコツ
キャラクターを動かすにはコツがいります。
しかし、ちょっとした工夫であたかもその場にいるような動きに見えます。
音楽に合わせて左右にふる
音楽や歌に合わせて物語を進めていく場合、キャラクターの頭をつまんで左右に揺らしてあげます。
たったこれだけで、キャラクターが音楽に合わせて動いているように見える、物語に躍動感がうまれます。
パネルシアターをより盛り上げるポイント
パネル板は遠くに座っている子も見やすいように高めの位置にセッティングしましょう。
ポケットや口から何かが飛び出す仕掛けをつくると物語の見せ場となります。
ミュージカルのようにおうたあそびを交えながらストーリーを進めたり、キャラクターたちの動きに合わせて皆でかけ声を入れると連帯感を高めることができます。
まとめ
パネルシアターは一度作ってしまえば長く使えます。
中には学生のときに作ったものを保育士となった今でも使っている方がいるようです。
子どもたちの興味をそそるパネルシアターをたくさん作れば、いろいろなイベントでも応用できます。
いろんな絵本のキャラクターが出てくるオリジナルストーリーをつくることも可能です。
パネルシアターで子どもたちは目で見たもののほかにも耳で聞いたものにも反応しているので、キャラクターたちをより滑らかに動かす練習だけでなく、声の演技力を高める練習を忘れないでください。
子どもたちの想像力を刺激するようなパネルシアターをたくさん作って、子どもたちをたくさん喜ばせましょう!
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