イベントの導入を盛り上げるマジックシアターの作り方
お誕生日会や季節のイベントを盛り上げるにはどうしたらいいかお悩みですか?
それなら、導入に使えて子どもの注意も引き寄せられるマジックシアターがオススメです。
クイズ形式なのでどんな子でも楽しめ、ストーリーをわかりやすく伝えるのにも役立ちます。
子どもたちに見せたら、とても驚かれて盛り上がり、ワクワクした雰囲気をつくりだすことができますよ。
マジックシアターとは
マジックシアターとは、枠に入った輪郭線だけのイラストが枠から出ると、動物や食べ物などのイラストが出てくる不思議な仕掛けの遊びです。
枠の中にある輪郭は一体なんの輪郭なのかをヒントをもとに推測し、なぞを解きながら身の回りの図形に興味をもたせることができます。
視覚情報や聴覚情報を用いて子どもたちの気を引きつけるので、イベントでの導入に最適です。
マジックシアターの作り方
準備するもの
- クリアファイル(プラ板)
- 画用紙
- マジックペン
- マスキングテープ
- 両面テープ(セロハンテープ)
- ハサミ
- カッター
- ホチキス
イラスト部分の作り方
- 縦12cm×横18cmの画用紙を用意する(色がよく見えやすい白色の画用紙がオススメ)。
- クリアファイル(もしくはプラ板)を画用紙と同じ大きさに切る。
- 画用紙にイラストを描く。
- 画用紙とクリアファイル(もしくはプラ板)をテープで留める。
- クリアファイル(もしくはプラ板)に先程描いたイラストの輪郭をなぞる。
ハサミで切るときは画用紙とクリアファイル(プラ板)をホチキスで留めて、重ねて切ると作業がラクになります。
枠と重なるので、画用紙の端1cm部分にはイラストを描かないように注意してください。
枠となる部品の作り方
- 27cm×18cmの画用紙を用意する(輪郭線と同じ色にすると統一感が出る)。
- 縦長になるようにして下から1cm部分を折る(のりしろになる)。
- 半分に折る。
- のりしろがない方の半分を枠となる1cmを残してカッターで切り抜く。
のりしろをキレイに折ることで完成した姿もキレイになります。
枠を一度つくればイラストを変えて使い回すこともできるので、丁寧に作りましょう。
イラストを隠す部品の作り方
- 14cm×18cmの画用紙を用意する(イラストを描いた画用紙と同じ色にする)。
- 重ねて切る
- のりしろ1cmを折る
部品を組み合わせる
- イラストを隠す部分を枠部品の枠ではない半分に貼り付ける
- イラスト部品を隠す部品に挟んで差し込む
- 枠部品ののりしろと枠を貼り付ける
マジックシアターで使えるクイズのネタ
子どもたちがよく知るものや何度も見ているものをクイズにすると盛り上がります。
動物の顔
動物は輪郭が似ているものが多いので子どもたちは集中してヒントを探します。
黄色い狐なら輪郭線は黄色、茶色いたぬきなら輪郭線は茶色のように、動物の色に合わせて輪郭線の色を変えるとヒントになります。
また、ほかの動物の耳にあたる部分の輪郭線を前足にして、上下をひっくり返してアザラシにする、といったようなひっかけ問題があると、気づいた瞬間に思考が刺激されてより盛り上がります。
食べ物
食べ物は形が違うものが多く、その分輪郭線が複雑になるので難易度が上がります。
ブロッコリーやイガグリなど、一瞬見ただけでは判断できないようなものを入れるとイラストに引き込まれます。
ただし、りんごと梨、大根と人参、ピーマンとパプリカのように似た形の食べ物の場合は、輪郭線の色を変えて識別させましょう。
細かいところもまで注意深く観察するようになり、面白みが増します。
似た図形のもの
ひっかけ問題のように似た図形のものを2問ずつ出して、対比しましょう。
ドーナツとタイヤ、おにぎりとテント、ヒトデとお星さまのように、ジャンルが全く違うものを組み合わせると新たな発見が生まれます。
想像力次第ではいくつでも見つけられるので、ぜひ日頃から似た図形のものを探してみてください!
マジックシアターをより盛り上げるポイント
マジックシアターをより盛り上げるためにはポイントがあります。
一工夫加えることによって、子どもたちの感覚を刺激しましょう。
- 鳴き声をヒントにする
- 一部をちょっとずつ見せる
- 輪郭線の色を変える
- 輪郭線を統一すると締めに繋げやすい
- イベントに合わせたイラストにする
鳴き声をヒントにする
輪郭線だけだと分かりづらそうな場合は、「あれ?なんだか鳴き声がきこえるよ?」「ブーブーぼくはだ~れだ?」のように隠れているキャラクターのセリフを入れてあげましょう。
こうすることでさりげなくヒントを与えることができ、脳内でのイメージもしやすくなります。
一部をちょっとずつ見せる
二問以上連続で同じ輪郭線のクイズを出す場合に使えるポイントです。
豚の鼻やトラの模様など、一部でも分かりやすい特徴があるキャラクターのときに活用しましょう。
点と点がつながる感覚に子どもたちは高揚します。
輪郭線の色を変える
ひよこが隠れているなら黄色の輪郭線、いちごが隠れているなら赤の輪郭線、といったように、隠れているキャラクターに合わせて見せる輪郭線の色を変えると想像力が刺激されやすくなります。
輪郭線の形を統一すると締めに繋げやすい
例えば輪郭線の形が丸のクイズで統一すると、締めは「みんなも身の回りの丸を探してみてねー」や「(最後の問題がケーキの場合)ということで…じゃーん!ケーキがきました~」のように、次の遊びやイベントに繋げやすくなります。
次回のゲームのときの期待感もグッと上がります。
イベントに合わせたイラストにする
誕生日会ならケーキやいちご、ハロウィンならカボチャやこうもりをクイズに登場させましょう。
「さっきにクイズに出てきたカボチャだね~」というふうに会話を発展させることができます。
マジックシアターで遊ぶ際の注意
- ホチキスがついた画用紙を子どもたちが触ると危ないのできちんと片付けましょう。
- プラ板だと光の反射でうまく見えない場合があるので、光の反射に注意しましょう。
まとめ
イベントの始まりをうまく盛り上げることができれば、その後の流れも楽しい雰囲気で行うことができます。
マジックシアターを導入にうまく活用して、思い出に残るイベントにしましょう。
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