手ぶら登園保育コラム

保育園の運営に役立つ情報を発信

仕切りにも使える!倒れないトンネルの作り方【ダンボール工作】

【ダンボール工作】倒れないトンネルの作り方

雨の日に多くの保育士さんが困るのは、散歩がいけず園内あそびしかできなくなってしまうことだとよく聞きます。
園内あそびの時間が長くなるとあそびに飽きてしまって泣き出す子が出てきたり、体を動かさないことによる運動不足になったり、子どもにとっても保育士にとっても嬉しくないことですよね。

室内で使えるような体を動かすおもちゃを買おうと思っても、園の予算がなく買うことができない。
これもあるあるのお話ですね。

今回は、廃棄予定のダンボールを上手に活用して、体を動かせるおもちゃ作りしている保育園さんをご紹介いたします。

余ったおむつのダンボールを再利用

段ボールトンネルで遊ぶ様子

大阪市内にある小規模保育園様では、園児全員がおむつの定額サービス「手ぶら登園」を利用しているため、月5箱ほど破棄するダンボールがあるようです。
こちらのダンボールをコーナー保育の仕切りの一部として使用してます。

ダンボール再利用にあたり、「おむつのダンボールは強度がしっかりしている!!」ということに気が付かれたそうです。

写真のようにコーナーとコーナーを区切るために、ダンボールでトンネルを作り、子どもたちが落ち着いて移動できるように配慮されています。
また、簡単に折りたためるため、部屋を広く使用したい時もすぐに対応ができます。
折りたためば場所も取らずに保管が可能です。

ダンボールトンネルの作り方

段ボールトンネルで遊ぶ様子2

ダンボールを使った手作りトンネルの作り方はとっても簡単です。

作るうえでのポイントは「強度のあるダンボールを使うこと」。

ダンボールの仕切りやトンネルは自立しにくいため、補強するのに別途牛乳パックで支えを作ったりと手間がかかるイメージがあります。
しかし、強度のあるダンボールを使えばガムテープでの補強だけでも倒れにくくなるのです。

では、詳しい作り方を見てみましょう。

準備物

  • ダンボール5個
  • カッターorはさみ
  • 布ガムテープ(紙ガムテープより強度が保たれます)
  • 装飾をするなら、絵具や画用紙等

作成手順

1. 同じ大きさのダンボールを用意します。 
※部屋の広さや置きたい場所に合わせて個数を調整してください。

同じ大きさの段ボールを用意します。


2.一か所のみ切れ目をいれ、一度開きます。

一か所のみ切れ目をいれ、一度開きます。


3.トンネルの出入り口を切り抜き、ガムテープで補強します。
※お子様の体形等に合わせサイズを決めてください。
※複数個連結する場合は、同じ大きさになるように型どってください。

出入口の形に型どる
段ボールを切り抜く


4.商品名が印字されている部分を裏側にし、再度箱の形に組み立て、ガムテープで固定します。

再度箱の形に組み立て、ガムテープで固定


5.組み立てたものの、トンネル出入り口部分と出入り口部分をガムテープで貼り合わせます。
※装飾をする場合、④の前に行うことをおススメします。

.組み立てたものの、トンネル出入り口部分と出入り口部分をガムテープで貼り合わせます

まとめ

このトンネル、上から乳児のお子さんの力が加わっても持ちこたえてくれるので意外にも長持ちするそうです!

商品名等が印字されている部分を裏側にし、無地の部分を表側にすることで、子どもたちにも一緒に装飾作業をすることができます。

また、一部分には線路を作り、遊びの幅も広げることが出来たそうです。

ダンボールが何個も余っているという場合は、ぜひトンネル工作にチャレンジしてみてください。

おむつの管理が楽になる手ぶら登園

手ぶら登園

おむつのサブスク手ぶら登園( https://tebura-touen.com/facility )とは、保護者も保育士も嬉しいおむつの定額サービスです。手ぶら登園は、2020年日本サブスクリプションビジネス大賞を受賞し、今では導入施設数が1,000施設(2021年6月時点)を突破しています。

保育園に直接おむつが届くため、保護者はおむつを持ってくる必要がなくなり、保育士は園児ごとにおむつ管理をする必要がなくなります。

>>手ぶら登園資料ダウンロードはこちら

手ぶら登園公式LINE