手ぶら登園保育コラム

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保育で使える!0~5歳向けカンタン手作りおもちゃ

保育で使える!0~5歳向けカンタン手作りおもちゃ

子どもの成長にとって、遊びはとても大切な役割を果たします。

とくに0・1・2歳の乳児は、手指をしっかり動かすおもちゃで遊ぶことにより手先の器用さを伸ばせるので、意識的に取り入れていくとよいでしょう。

3~5歳の幼児は、自分で考え工夫し、友だちと一緒に楽しみながら遊べるおもちゃがおすすめです。

今回は0~5歳児の発達にぴったりの、手指を使って楽しく遊べる、カンタン手作りおもちゃをご紹介します。

0・1歳向け手作りおもちゃ

0・1歳の子どもは、目で見たものを手指で動かす経験をしっかりとさせてあげましょう。

つかんだり握ったりする力加減がうまくできないので、小さな手でも持ちやすく、やわらかな素材を使います。

また口に入れてしまうこともあるので、水洗いや消毒もできるおもちゃが望ましいです。

ぽっとん落とし

身近にあり、簡単に手に入る材料で作れる「ぽっとん落とし」です。

短く切ったストローをつまんで穴から落とすこのおもちゃは、子どもたちみんな大好きで、何度も何度も繰り返し遊びます。

ストローを目で見てつまみ、穴の中に落とす、という目と手の協応性を育みます。

※このように、ホースをチェーンに変えても楽しめます。

※遊び終わったあとは、手指消毒用アルコールなどで消毒をしておきましょう。

次々出てくるティッシュBOX

引っ張ると、布が「次々と出てくるティッシュBOX」です。

0・1歳くらいの子どもって、ティッシュを引っ張って出すのが大好き。

お家でも、少し目を離したすきにティッシュの山ができていたことがあるのではないでしょうか。

こちらも、指を使って飽きずに繰り返し遊べます。

布をつなげて輪にすると無限に出せますが、つなげずに最後の一枚まで出せる方が、達成感を味わえます。

2歳向け手作りおもちゃ

2歳になると1歳のときと比べて、より思い通りに手指を動かしたり、指先に力を入れたりできるようになります。

また、何かに見立て遊びやごっこ遊びも楽しめるようなおもちゃがおすすめです。

洗濯ばさみのおもちゃ

洗濯ばさみを使ったおもちゃです。

生き物の手足や髪の毛などに見立てた洗濯ばさみを、子どもが厚紙にはさんで遊びます。

指先で洗濯ばさみをつまんで紙にはさむことで、指先の使い方や力の入れ方を身につけられます。

洗濯ばさみをつなぐだけでも、いろいろなものを作って遊べます。

小さな洗濯物を干して遊ぶのも楽しいです。

魚釣りのおもちゃ

磁石でくっつく魚釣りのおもちゃです。

クリップがついたフェルトの魚を見ながら、釣り竿の先についた磁石をつけて釣るので、集中力も育ちます。

釣るのが上手になったら、糸の長さを調節して難易度をあげられます。

魚を牛乳パックや紙コップで作るときは、子どもが魚の目を描いたり、丸シールでうろこの模様をつけたり、マジックで模様を描いたりしても個性豊かな魚ができます。

3歳向け手作りおもちゃ

3歳になると、言葉が増えて「自分でやってみたい!」という気持ちが育ってきます。

ハサミも上手に使えるようになり、自分で考えた絵を描くように。

友だちと楽しく遊ぶようになる時期なので、作ったもので一緒に遊べるおもちゃがおすすめです。

ぱっちんカエル

牛乳パックと輪ゴムで作るおもちゃです。

マーカーなどで好きな絵を描き、輪ゴムをひねって引っ掛けたのをひっくり返して床に置くと、パッチンと跳ねます。

ぱっちんカエルは、牛乳パックの他に、段ボールや厚紙でも作れます。

同じく牛乳パックと輪ゴムで作ったおもちゃです。

輪ゴムを持って左右に引っ張ると、くるくる回っておもしろいです。

紙皿コマ

紙皿にクレヨンやマーカーで模様を描き、ペットボトルのフタの持ち手をつけたコマです。

ペットボトルのフタなので安全で回しやすく、回っているときの模様の変化を楽しめます。

また友だちのコマと比べて、色や回り方の違いに気づいたり、長く回せるか競争したりして楽しめます。

紙皿の代わりに、牛乳パックでも作れます。

持ち手用にペットボトルのフタをつけて回します。

紙コップで作るコマです。

こちらはハサミで切り込みをいれて、模様を描くだけで作れます。

4歳向け手作りおもちゃ

4歳になると、少しずつ複雑な作りのおもちゃを作れるようになります。

ハサミの使い方もずいぶん上手になるので、作れるおもちゃの幅が広がります。

体力もついてくるので、外でしっかり身体を動かして遊べるおもちゃもおすすめです。

ぐるぐるヘビ

ヘビの中心につけたひもを持って走ると、くるくる回って楽しいおもちゃです。

画用紙とひもがあると作れます。

曲線や円の形を切るときは、ゆっくりと紙を回しながら切ると切りやすいです。

いろいろな形を切る経験を積み重ねると、思い通りにハサミを使えるようになります。

こちらはスーパーで使うようなビニール袋を利用して作ったタコです。

簡単に作れて、風を感じながら飛ばせます。

紙コップぴょんぴょんカエル

ゴムの力で紙コップのカエルがぴょんと飛ぶおもちゃです。

細かく切り込みを入れる部分があるので、あらかじめ切る線を描いておくといいでしょう。

カエル以外のものでも、子どもが自分で考えた動物や人などにすると、より親しみが持てます。

紙コップで、口がパクパクする人形です。

子どもたちが作ったパクパク人形を使って、ごっこ遊びなどの遊びを楽しめます。

5歳向け手作りおもちゃ

5歳になると、作り方を説明すると自分である程度作ることができます。

自分で考えて工夫したり、イメージ通りに作ったりできるよう、さまざまな素材を用意しておくといいでしょう。

自分なりに工夫して最後まで作った達成感が自信につながります。

手作りビニールタコ

製作用のビニールや、スーパーのビニール袋で作れるタコです。

簡単に作れますが、とてもよく飛ぶので園庭を走り回りながら飛ばして遊べます。

こちらは折り紙で作ったもので、走りながら飛ばすものです。

しっかり走るので運動にもなります。

動く紙コップ人形

こちらは紙コップとペットボトルのフタで作れる人形です。

ペットボトルのフタに穴をあける作業は、危ないので保育士がしておきましょう。

玉を入れやすいので、友だちと一緒に何回続けて入れられるかを競争したり、歌に合わせて遊んだりして楽しめます。

まとめ

乳幼児期は、年齢や発達に合ったおもちゃを使って遊ぶなかで、

  • 手指を思い通りに動かす
  • 友だちと相談しながら楽しい遊び方を考える
  • 最後までやり抜くといった、さまざまな力が伸びる

といった力が伸びていきます。

今回ご紹介した手作りおもちゃは、どれも簡単に作れて楽しく遊べますので、参考にしてみてください。

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