手ぶら登園保育コラム

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フリーランス保育士の働き方とは?必要なときに呼べる保育士の魅力!

「フリーランス保育士の働き方ってどんな感じ?」「フリーランスなら必要なときに呼べば来てくれるのかな?」と疑問に思うことがあるでしょう。

働き方が多様化する中、フリーランス保育士の数も年々増えてきています。しかし、フリーランス保育士とは一体どんな仕事なのでしょうか。

今回は、フリーランス保育士の働き方とメリット、デメリットをご紹介します。新しい働き方を柔軟に受け入れ、保育士にとっても子どもにとっても過ごしやすい保育環境を作りましょう。

フリーランス保育士とは

所属する保育園で担当クラスを受け持って働く保育士とは異なり、好きな時間に好きな場所で働くことができるのがフリーランス保育士です。

フリーランス保育士は、過去に保育園や幼稚園で働いていて、ある程度知識と経験を積んだ保育士が独立してなるケースが多く見られます。そのため、技術的な心配をせず、安心して子どもを任せられるでしょう。

フリーランス自体は、開業届を提出するだけで誰でも簡単になることができます。

フリーランス保育士の働き方とは

時間と場所に縛られないフリーランス保育士の働き方はおもに5つあります。それぞれの生活スタイルに合わせて、最適な働き方を選べるのもフリーランスの魅力の1つです。さっそく、どのような働き方があるかを見て行きましょう。

派遣保育士として園で働く

正社員ではなく派遣保育士として保育園で働くことができます。正社員と比べて責任のある仕事を任されることは少なく、雑用がメインです。そのため、正社員時代と比べるとやりがいは少なく感じるでしょう。

派遣保育士は、フリーランスになったけれど収入が安定しないというときに、とりあえずの働き口として登録する人が多いです。

保育園と本人の間に派遣会社が入っているので、トラブルになったときに仲介してくれるというメリットがあります。

フリー保育士として園で働く

担当クラスを持たず、園全体のサポートをするフリー保育士という働き方もあります。急な保育士の欠員や仕事量の多さをカバーするためのサポートなど、何かあったときの補助として入ることが特徴です。

フリー保育士は、いくつかの保育園を掛け持ちすることもできます。しかし場合によっては、保育園側から勤務を断られることもある点に注意が必要です。

同じ保育園に固定で所属するわけではないので、人間関係のストレスは比較的少なく済むでしょう。

ベビーシッターとして働く

現在は、保育園に入れない待機児童の解消がまだ追いついていません。それでも保護者は仕事をしなければならないため、子どもを預けられる場所や人を探しています。

そこで需要が増えてきているのが、ベビーシッターです。自宅まで保育士が来てくれるので、送り迎えをする必要がなく、保護者としても負担が減ります。

ベビーシッターは、1回数時間、1日2~3件の仕事をこなすこともあるので、スケジュール管理を徹底することが大切です。出張でさまざまな場所を訪れるので、本人の気分転換にもなり、いきいきと働くことができるでしょう。

保育士ライターとして働く

保育士の資格を持っているけれど、子どもとは直接関わらずに在宅で仕事をしたいという人は、保育士ライターという選択肢もあります。パソコンとインターネットがあれば、世界中のどこからでも仕事ができるのが魅力です。

納期さえきちんと守ることができれば、時間と場所にとらわれず自由に働くことができます。記事を書くためのキーワードによっては、知らなかった分野の知識を深めることも可能です。

子どもに関わる仕事を単発で受ける

子どもに関する期間限定のイベントなど、単発の仕事を受けて働くこともできます。季節ごとのイベントは、保育士にとっても子どもにとっても刺激があって楽しいです。

そのほか、知識や経験が豊富であれば、新人保育士研修の講師などを引き受けることもできます。

フリーランス保育士のメリット

次に、フリーランス保育士として働くメリットをご紹介します。フリーランスならではの疑問を解決していきましょう。

働く時間を自分で決められる

フリーランスの一番のメリットと言えるのが、働く時間を自分で決められることです。保育園に所属して働いていると、夜遅くまで残業をしたり、休みの日に仕事を持ち帰ったりすることがあります。

一方、フリーランス保育士は自分の働きたいときだけ仕事を入れることができるので、遊びの予定から先に入れることも可能です。

ただし、たくさん稼ごうと仕事を詰め込みすぎると、余裕がなくなり体調を崩すこともあります。そのためスケジュール管理をしっかりとできる人が、フリーランス保育士として成功しやすいでしょう。

知識が豊富になる

フリーランス保育士になると、保育園に所属していた頃よりもいろいろな場所に行き、たくさんの人に出会います。

仕事内容もさまざまなので、現場が増えるたびに知識や経験も増えていくでしょう。保育士ライターとして活動すると、今まで出会わなかった職種の人やWeb業界の人ともつながれます。

頑張れば頑張るほど高収入になる

正社員はどんなに働いても固定給であるのに対し、フリーランス保育士は働けば働くほど高収入になるというメリットがあります。

本人の能力次第では、時給単価を上げることも可能です。人気のベビーシッターになると、月収50万に達することも。

収入に上限がないため、常に向上心を持てる人はフリーランス保育士としてやりがいを持って働けるでしょう。

人間関係のストレスが減る

正社員の場合、一度決められた担当クラスは1年経つまで変えることができません。もし年度の途中で人間関係のトラブルがあると、毎日ストレスが溜まってしまうでしょう。

しかし、フリーランス保育士は場所と時間を選ばないので、合わないと思う人がいれば職場を変えたり、自分から関わらないように調整したりできます。

関わりたい人、関わりたくない人を決められるので、人間関係のストレスがかなり減り、いきいきと働ける場合が多いです。

フリーランス保育士のデメリット

メリットだけを見ると良いことづくしのフリーランス保育士ですが、デメリットももちろんあります。最後に、フリーランス保育士のデメリットをご紹介します。

収入が安定しない

正社員と違い固定収入がないため、フリーランス保育士になりたてで認知度が低い頃は、収入が安定しません。人によっては、常に月々の支払いや収入の確保の心配をしなければならないことも。

安定して仕事を確保するためにも、いきなりフリーランス保育士になるのではなく、ある程度スキルや経験を積み重ね、人脈を広げてから独立する方が良いでしょう。

責任が重くなる

保育園で働く派遣保育士やフリー保育士の仕事内容はさほど難しくありません。しかし、助っ人としての代わりが他にはいないので、体調を崩して出勤できなくなると責任問題になってしまうことも。

フリーランス保育士は、仕事を満足にこなせなかったり、約束を破ったりすると、すぐに信頼が失われ、仕事を任せてもらえなくなってしまうリスクがある点に注意が必要です。

社会的信用が低い

世間的には、まだまだ社会的信用が低いフリーランス。収入が安定しないといった理由から、車や家のローンを組めなかったり、クレジットカードを新規で作れなかったりすることがあります。

フリーランスという働き方を選ぶ際は、日常生活に支障をきたす場面が出てくる可能性があることを覚悟しておかなくてはなりません。

まとめ

今回は、フリーランス保育士の働き方を紹介しました。最近では、子どもと直接関わる仕事だけでなく、ライターなどオンラインで完結する仕事も増えています。

また、保育園が人手不足で困っている場合は、フリーランス保育士の働き方を理解した上で、必要な場面で仕事を手伝ってもらうのもおすすめです。

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