手ぶら登園保育コラム

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保育士が「あるある」と感じるエピソード集!いくつ共感できますか?

保育士は体力、精神力共に使うハードな職業です。しかし、だからこそ子どもや保護者と関わる中で多くの出来事があります。今回は良くも悪くも保育士がつい「あるある!」とうなづいてしまうようなエピソードを集めてみました。皆さんはいくつ当てはまるでしょうか?

保育士あるある【子ども編】

子どもはいつでも純粋で真っ直ぐな存在です。時にはその行動や言葉、成長ぶりに驚かされる事も。しかしいつだって保育士に癒しとパワーをくれる存在ではないでしょうか。

手紙やプレゼントを毎日くれる

子どもは年中〜年長児ごろになると文字に興味を持つようになり、簡単な文章を書けるようになります。中には自宅から毎日のように書いて持ってきてくれる子も。「せんせい だいすき」「いつもありがとう」と一生懸命書いた文字は微笑ましく、嬉しいものです。

また、設定保育中に覚えた作り物や折り紙など自分が作れるものを再現し、プレゼントしてくれる子もいます。まだまだうまく折れていないところや、セロハンテープがべたべたと貼られていることもありますが、子どもなりに考えて作った証です。

保育士にとってプレゼントの1つ1つが宝物のように感じます。

自分から遊びに誘ったのに途中で放棄

子どもの興味はさまざまなところへ移りやすいもの。そのため「せんせい、すなばであそぼう」と誘ってきてくれたのにいつの間にか他の子どもと鬼ごっこをはじめていた、なんてことは日常茶飯事。保育士にとってはなんだか拍子抜けしてしまいます。

一方で保育士がお手上げになるくらい「せんせい もっかいやって!」と同じ手遊びや遊びを要求してくることも。興味のあることに一直線なその姿に、子どもの純粋さを改めて感じます。

本気でおばけや鬼が怖い

子どもの中でおばけや鬼は怖い存在の象徴。絵本の中に出てくるおばけや鬼を怖がったり、節分の時には保育士が扮した鬼を本気で信じ年長児でも泣いてしまう子もいます。

そんな怖い存在にあやかり、子どもが言うことを聞かない時には「悪いことすると鬼くるよ!」と忙しい時などでは脅し文句のように使う保護者や保育士もいます。

一時的には有効な手段かも知れませんが、子どもは怖がるだけであるため極力言わないように気をつけたいものです。

家のことを何でも話す

「きのうね、おうちでね」とあったことを何でも話してくれる子ども達。微笑ましいエピソードの事もあれば、夫婦喧嘩の話など保育士からすると聞いていいものなのかドキドキしてしまう内容のものもあります。

反対に保育園の事も家庭では筒抜けであることを肝に銘じておいた方が良いでしょう。子どもに対する言動にはいま一度気をつけていきたいですね。

パンチやキックが痛い

子ども達は戦いごっこが大好きです。自分の好きな役になりきり、悪者役の保育士に攻撃をします。子どもは大人よりも体が小さいのだから・・・と甘くみていると案外力が強く、本当に痛い時もしばしばです。

寝顔に癒される

保育所にはお昼寝の時間があります。日中に思いっきり遊んだり給食を食べたりした子ども達はぐっすり。そんな寝顔に保育士は寝かしつけをしながら癒されています。

日中は楽しいことばかりではありません。中には子ども同士のけんかや、なかなか言うことを聞かない子どもの保育にヘトヘト・・・なんて保育士もいるかもしれません。そんな時、子どもの寝顔を見ると尚のこと癒されるのではないでしょうか。

保育士あるある【仕事編】

保育士の仕事は毎日めまぐるしいです。自分でも時々何をやっているのか分からなくなる、なんて事もあるのではないでしょうか。そのような中で、つい共感してしまうあるあるは生まれます。

謎のアザがある

ふと自分の手足を見てみると、思わぬところにアザが出来ているのを発見してしまった、なんてことはないでしょうか。

子どもと遊んでいる時、保育準備で机や椅子を運ぶ時、子どもの目線に合わせて膝立ちをする時など保育士は活動の多い仕事であるため、自分でも気づかないうちにアザを作ってしまいがちです。

消毒で手がガサガサ・服の色が抜ける

保育園は集団で生活をする場であるため、いつも衛生的に保っておきたいです。そのため、おもちゃや机、椅子をふく時に次亜塩素酸ナトリウムなどの強い消毒液を薄めて使用します。

薄いものであったとしても、毎日使用するために手はガサガサに。加えて、消毒液を出す時に飛び跳ねてしまい、色物の服を着ていた時には白く色が抜けてしまうこともあります。手指はクリームを念入りに塗りこむなどこまめなケアが必要です。

集団感染の犠牲になる

いくら気をつかって消毒をしていても、集団感染を防ぎきれない時もあります。その時に感染してしまうのは子どもだけではなく、子どものお世話をする中で保育士がかかってしまうことも多いです。

特に社会人1年目は免疫が弱い人もおり、様々な感染症にかかるリスクがあります。かかってしまう時は時すでに遅しの場合もありますが、できる限りの予防をすることが大切です。

食べるのが早い

保育士の給食は子ども達とただ楽しく食べているだけではありません。子どもが食べる介助や給食後の後片付けなど、お世話と一緒に子ども達がスムーズに行動していけるような準備をしていく必要があります。

そのような中で、ついつい保育士は給食を食べるのが早くなってしまいがちです。一種の職業病ともいえそうですね。

エプロンのポケットに色々なものが入っている

保育士は仕事中、多くの人がエプロンをつけています。エプロンのポケットは必要なものを入れておけるためとても便利ですが、忙しさゆえについ色んなものを入れておいてしまうことも多くあります。

いつの間にかポケットの中は宝の山状態。子どもの鼻をかんだティッシュ、子どもからもらったプレゼントや預かり物、時には「こんなもの入れたっけ?」と思うようなものも出てくることがあります。

子どものためだからがんばれる!

ある調査では「保育士がやりがいに感じること」の9割が子どもの成長だという結果になっています。保育士の仕事は激務であるにもかかわらず、他の職種に比べて低賃金だと言われており離職者も後をたちません。

ただ、その中で現職の保育士が何をやりがいに思うのか?というところでは、やはり子ども達の存在が大きいのでしょう。子ども達のためにという気持ちが仕事をする上で大きな原動力になっているようです。

保育士あるある【男性保育士編】

平成30年度のデータでは、保育士の割合全体の実に4%が男性保育士という結果に。まだまだ数としては少ないですが、近年はSNSなどで発信する男性保育士も多く、世間では認知されつつあります。女性の保育士にはない、男性保育士ならではのエピソードが満載です。

急所を攻撃される

これは男性保育士ならではのあるあるでしょう。男性保育士と遊ぶのが大好きな子ども達がよくしたがるのは戦いごっこ。その中でパンチやキックをする子どもの力は案外強いものです。急所を攻撃されると当然痛いわけですが、その様子を子ども達は面白いと感じ何回も狙ってやってくる子もいます。

着替えやトイレの問題

男性保育士の存在が認知されてきたのは最近の話。昔は女性の職場であったため、更衣室やトイレは女性側のものしかないところが今でも多くあります。

2014年の調査では、調査対象となった5園中1園のみしか男性保育士の更衣室がないという結果に。2021年の今は当時よりは増えていると予測しますが、保育士の数が増えていない以上まだまだ行き届いていないのではないでしょうか。男性保育士が働きやすい環境整備がまだまだ求められています。

力仕事を任されがち

日頃の保育ではもちろんのこと、大きな行事などになると大掛かりな飾り付けになることも多く、男性保育士の力が頼りになります。高いところや重いものを運ぶ時には大活躍。女性の保育士もつい頼んでしまうようです。

すね毛や喉仏が子どもには珍しい

子どもにとってお父さんと男性保育士は別のように感じているのかもしれません。また、すね毛、喉仏は女性保育士には見られない部分であるため、不思議に感じるようです。純粋な子どもは「これ何?」と喉仏を押したりすね毛を引っ張ったり・・・男性保育士の小さな苦労です。

行事の〇〇役をよく任される

保育園では行事や劇などの中で男性の役が多く登場します。そんな時は男性保育士の出番!張り切ってやってくれる男性保育士も多いため、女性保育士も配役を決める段階で既に書いておくのだとか。男性保育士の活躍の場の1つと言えそうですね。

一部の保護者に警戒される

世の中では男性保育士にまつわる事件が後をたたず、まだまだ警戒心を持つ保護者も多いことが現状です。「うちの子にオムツを履かせないで欲しい」「プール後、体を拭かないで欲しい」など、忙しい保育中の最中ではそうもしていられない状況がありつつも、答えていくしか方法はないでしょう。

男性保育士にとっては少し残念なことではありますが、女性保育士との役割の違いと捉えていくことが賢明です。保護者の気持ちも理解しつつ、信頼を得られるよう努力をしましょう。

保育士あるある【保護者編】

保育士と保護者は、共に子育てをする存在ですが、保育士が感じるあるあるは保護者に対する困り感が強い様子。保護者本人にはなかなか言えない事が保育士の共通の出来事として挙げられます。

子どもの様子を伝えても反応が薄い

保育士はその日あった出来事を保護者と共有したいと思い、様々なことを話します。しかし、何を話しても「そうですね」と反応があまりない保護者につい困ってしまうことも。保護者にも様々な人がいるということを心に留めて接することが大切です。

子どもが危ないことをしてても注意しない

特にこれは降園時に起こることではないでしょうか。子どもが遊具で危ない遊び方をしていたり、他の子どもとケンカになっているというのに、保護者は他の保護者との話に夢中で視界に入っていないことが多々あります。

保育所の敷地内であっても、迎えにきた後の責任は保護者になりますが、そうと分かってはいても保育士はヒヤヒヤしてしまいます。

お迎え時間が過ぎているのに連絡がない

保育園に子どもを預けている保護者は、基本的に仕事をしている人です。仕事やその他の都合でお迎えの時間が時々遅れてしまうことは仕方のないことですが、決まって連絡をしない人も中にはいます。

お迎えが遅れてしまい1番不安になるのは子ども達です。保育士も、連絡を入れようかどうか、待ち続けていれば良いのか困ってしまいます。

持ち物にいつまでも記名がない

多くの子どもを預かる保育園では、持ち物に記名は必須です。しかし、中にはいつまでたっても名前を書いてくれない保護者もいます。「他の子と間違わないように」ということを伝えても「そうですね〜」と気にすることなくまた持ってこられるので困ってしまいます。

持ち物の入れ間違いでクレームになることもあるため、保育士は余計に気を使って間違っていないかを確認しなければならなくなります。

ヘアアレンジが芸術的

女の子の保護者の中で、まるで美容師かと思うくらいのヘアアレンジが得意な人がいます。お昼寝後、子どもに「ママみたいに結んで」と言われ、寝癖で崩れた子どもの髪型を何とか戻そうとしますが、複雑すぎてお手上げ。簡単な1つ結びで諦める始末です。ヘアアレンジが苦手な保育士は、降園時などに教えてもらうこともあるようです。

保育士あるある【人間関係編】

子どもの保育をする上で、同じ園の保育士の存在はとても大切です。団結力を強めて共に子育てをしていきたい反面、立場や状況によって時に煩わしさを感じる相手でもあります。

園長がクラスに入ると気まずい

人手が足りない時に園長がクラスに入ることがありますが、上司の視線を感じるとどうしてもやりづらさを感じてしまいます。ある保育士は「給食を食べることが苦手な子がクラスにいる」と少し相談をしたところ、そこから1週間園長が給食を一緒に食べに来たのだとか。

また、普段事務作業の多い園長はそれまでの保育の流れを把握していないことも。園長に指示をしたくてもしづらい気持ちがあり、保育が思うように進められず辛い状況になってしまいます。

複数担任で組む保育士と相性が合わない

乳児クラスでは、子どもの数に対して保育士が配置されるため複数担任であることが多いです。うまく付き合っていければ良いですが、時に保育観や価値観が合わずに関係性が悪くなってしまうこともあります。

エプロンや靴下が他の保育士とお揃いになりがち

保育士のユニフォームとも言えるエプロン。クラスの先生同士でお揃いにすることもありますが、たまたま同じエプロンや靴下を持っているということもあります。

キャラクターもののエプロンや靴下にしておくと、時に子どもをあやすのにも使えるということから、先生同士の持ち物まで似てくるのかもしれません。ふとした一致が先生同士の話題のタネになったり、信頼関係を深めるのに良い役目を担ってくれます。

正規職員並みに働くパート保育士

パート保育士の中でも、子育てをしていたり元々正規職員だったという人がいます。子どもや保育に関して慣れているため、まるで正規職員であるかのようにテキパキと動いてくれます。ときに自分の立場が脅かされないか不安になることもあるくらいですが、頼もしい存在です。

休憩室はお菓子パーティーになりがち

保育士が集まるところにはなぜかお菓子がたっぷり。職業柄、気の利きすぎる保育士ならではの光景と言えそうです。特に、ゴールデンウィークやお盆など長期休みのあとはどの先生も持ってくるため、食べきれないほどのお菓子が集まります。

土曜保育は誰と組むかで憂鬱度が違う

土曜保育は平日とは違い子どもの人数も少なく、配置されている保育士の数も減ります。そのため気の合う職員であれば有意義に過ごせるものの、苦手な保育士と長時間過ごすことになるのはストレスです。土曜出勤の際には、前日の金曜に勤務表をついつい確認してしまいます。

保育士あるある【プライベート編】

保育士はその仕事が多忙であるがゆえに、プライベートにまで仕事の癖が出てしまうようです。その現象に気づいた時、思わず自分でも笑ってしまう事でしょう。

私生活でも「先生」と言ってしまう

保育園で自分のことを「先生」と呼んでいる癖が出て、家族や友達の前でもつい「先生」と言ってしまった経験はないでしょうか。加えて保育士は職業柄、声を張ってしまうことも多く、お店などで言ってしまうと恥ずかしい思いをします。

言葉が丁寧になりがち

保育園の中で話す時に「ご一緒に」や「お椅子」など、丁寧な言葉を使っているため、私生活でもついつい言ってしまうことがあります。何でも頭に丁寧な言葉をつけてしまうため、時々変な言葉になりつい自分でも笑ってしまいそうになります。

カラオケで童謡を熱唱する

保育園では、朝と夕方の歌やその月の歌など、毎日たくさんの歌を歌います。また、保育士は子どもに教える立場であるため、様々な童謡を知っておく必要があります。そのため自然とレパートリーが増え、カラオケだけではなくつい口ずさむ曲も童謡であったりするのです。

休みの日でも仕事の買い物をしてしまう

せっかくの休日。気晴らしに買い物に出かけた先で「これ子ども達と遊んだら楽しそうだな」「今月の製作に使えそうだな」とつい考えてしまうのが保育士。気付いたらプライベートなものよりも仕事のために買ったものの方が多くなってしまったなんてことも。

外で子どもを見ると何歳か推測する

保育士は日頃からたくさんの子ども達を目にしているため、見ただけで何歳くらいか大体分かるようになります。ただそれが癖となってしまい何歳なのか、発達はどのくらいなのかを気付くとじっくり観察してしまっていることも日常茶飯事です。

休みの日は園児や保護者がいないか気になる

休みの日にばったり園児や保護者に会ってしまった経験のある人は少なくないでしょう。いくら子どもが好きとはいえ、休みの日まで保育士になることは避けたいと感じる人が多いようです。

また、普段は保育士の姿で園児や保護者と接しているため、プライベートの姿で会うことに気恥ずかしさもあります。休みの日は極力会わないよう気をつけながら行動をします。

保育士はあるあるの宝庫!楽しい話題を共有しよう

どの職業にもあるあるエピソードは存在するものですが、保育士は子どもをはじめとして多くの人と関わる職業だからこそ、多くのエピソードが生まれるのかもしれません。その全てが楽しいものとは限りませんが、保育士は子どもの成長をみんなで見守ることのできる素晴らしい仕事です。

今回の記事を期に、楽しいエピソードをまわりと共有しながらいきいきと仕事ができるといいですね。

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