手ぶら登園保育コラム

保育園の運用に役立つ情報を発信

知っておきたい保育士の仕事の大変さと改善策

保育士というと大変な職業であるイメージが強いですよね。
そんな保育士の大変な部分と、その負担を乗り越えるための改善策をまとめました。

保育士という仕事を大変な面も含めて理解し、保育士について考える機会となれば幸いです。

保育士が大変だと感じている3つのこと

保育士が抱えている仕事の大変さは、大きく分けて以下の3つに分類できます。

  • ストレスを発散しづらい
  • 人間関係
  • 作業量の多さ

この3つの項目を踏まえながら、子ども、保護者、職場、待遇に分けて深堀りしていきます。

子どもとの関わりの中で感じる大変なこと

保育士は子どもがいなくては成り立たない職業です。
それほど密接な関係にある子どもたちに対して、保育士はどのようなことを大変だと感じているのでしょうか。

子どもとの関わり方が難しい

保育士さんが子どもとかかわる中で意識するのは年齢に合わせた援助です。
さまざまな年齢の子を一緒に面倒見るので、それぞれの成長ステージに最適な接し方を心がけます。

しかし、いくら保育のプロである保育士といっても、人間関係においては子どもごとに悩みを抱えています。
「どうすれば子どもが集団に馴染めるのか」「どういった声かけが正解なのか」
そのほかにもたくさんの悩みと向き合いながら、日々悶々と過ごしていきます。

保育士は最初から完璧ではなく、保育士も子どもたちと一緒に成長していくという姿勢で見守らなければ、不安に押しつぶされてしまうでしょう。

体力を消費する

保育士といえば子どもを抱っこしたり、走り回る子を追いかけたり、泣いてる子をあやしたりする姿をイメージするのではないでしょうか。
この仕事だけでも十分ハードなのですが、そのほかにも事務作業や製作作業、園内の掃除や水遊びのためにたらいやプールを運んだりもします。

このようにハードな作業が一日中続くため、体を壊す保育士さんも多くいます。

また、齢をとって体力がなくなるとハードな仕事をこなすのが難しくなり、満足の行く保育活動ができないことを悩む保育士さんもいます。

定期的にストレッチや整体に足を運ぶことで、少しでも長く保育士として満足のいく保育活動を行ってほしいです。

休憩時間がない

保育士さんは常に子どもから目を離すことができません。
子どもたちがお昼寝をしている時間には連絡帳を書いています。

そのためきちんとした休憩時間というのは決まっておらず、送迎後のバスで休んだり、園内清掃をゆとりをもって行うことで体を休めるということも多いようです。

保育士は休憩時間がなくて当たり前と考える経営者もいるので、保育士の休憩時間の確保に向けて取り組みが必要です。

保護者との関わりの中で感じるで大変なこと

保護者に関しては、とくにクレーム対応が辛いという意見が多かったです。

保護者も自分の大切な子どもを預けているため、保育士にはさまざまな要望や対応を希望してきます。
なかには保育士の態度が気に食わないのでクラスを変えてほしいと報告されるケースもあるようです。

保護者からのクレームは自分がしてきたことや保育観を否定されることと同義なので、ひどく精神的ダメージを負います。
一人で抱え込まず、周囲の保育士や園長に相談しながら解決策を考えるようにしましょう。

職場で感じる大変なこと

保育士がかかわるのは保護者や子どもたちだけではありません。
職場ではどのような悩みがあるのでしょうか。

人間関係がうまくいかない

保育士が退職する最も多い理由がこの「人間関係がうまくいかない」です。

子どもたちに協力することの大切さを教えながら、自分たちは周囲の保育士と連携が取れていないというギャップに悩むことが原因だと考えられています。
また保育士の職場は女性が多く、比較的人間関係がこじれやすいのも特徴です。

上下関係が厳しいうえに、園長と保育士の保育観の違いによる言い争いなどもたびたび勃発します。

日頃から感謝の気持ちを表現することで、お互いに敬意をはらえる職場になればいいですね。

事務作業が多い

保育士は元気いっぱいの子どもたちと激しく遊ぶので体力を消費します。
しかし作業はそれだけではなく、延長保育料の計算、おむつの計算、遠足やお楽しみ会などの行事費の計算、園児の個人情報の管理などの事務作業までしている園も多くあります。

保育園が事務員を雇用せず、保育士が事務作業をしているからです。

作業量の多さを補うためにパソコンやタブレットを使用して効率化を図ったり、事務員の雇用をしたりして、保育士が子どもたちに体力と脳みそを集中できる環境を作ることが求められています。

保育方針が合わない

保育士は経験を積むにつれて自分の保育観が徐々に確立していきます。
すると園の保育方針に納得できず、園長らとぶつかることも少なくありません。

保育施設は保育園や幼稚園だけではありません。
企業型保育や院内保育、認定こども園といった保育施設も増えてきています。

自分の保育観にあった保育施設を探し、必要ならば転職を希望してもよいでしょう。

労働時間が長く、持ち帰り残業が多い

保育士はサービス残業が多く、お誕生日メダルづくりや一ヶ月ごとに壁面製作を自宅で徹夜して行うというケースもざらにあります。

子どもの笑顔のためだったら頑張れるという保育士も多いですが、サービス残業は月2回ほどの製作活動だけでなく、毎日毎週の園内清掃や指導案の作成、園児管理、ゲーム活動の準備なども行っています。

ICTシステムの導入で業務を効率的にこなせるような改善が必要です。

待遇で感じる大変なこと

職業を選ぶうえで考えることの1つは待遇です。
待遇が悪ければ生活もままなりませんし、その職業を続けることも厳しくなります。

保育士の待遇は比較的悪めですが、どのようなことを大変だと感じているのでしょうか。

残業

職場の項目でも述べましたが、保育士はサービス残業が多いです。
その中でもとくに問題なのが、保育士がやるべき仕事なのかわからない作業が多いという点です。

園内の掃除や事務作業など、清掃員や事務員の役割も兼ねられています。

作業の辛さに待遇が割に合わないと感じ、保育士をやめて別の仕事を始める方も多くいます。

給与が安い

保育士という職業は給与が比較的安いです。

子どもの命を預かるという重大な責任を背負い、清掃員や事務員などの保育士以外の仕事も多く請け負っているのにも関わらず、生活が成り立たないため離職する方もいるほどです。

職員の待遇改善や技能・経験に応じて給与改善をする必要があります。

休日やプライベートの時間が確保しにくい

保育士はほとんどの園では人材不足なので、有給などで休みが取りづらいです。
一人の保育士が休むと補助職員が確保できず、穴埋めする方がいないからです。

またお出かけする場合もオシャレをしずらかったり、近場へ買い物へ行くと子どもたちから大声で名前を呼ばれて恥ずかしい思いをしたりするようです。
保育士になるとプライベートの時間を確保するのが難しくなります。

ICTシステム導入で職員の管理をすれば、休日有給の調節がしやすくなるのでオススメです。

大変さを軽減する改善策

このように保育士はもともとの仕事のハードさに加えて、事務的な作業量も多く、それに反して給与は低く、職場の環境改革が必須となっています。

ICTシステムの導入

ICTシステムの導入は、保育士の職場改善に関してさまざまなメリットがあります。
そもそもICTシステムとは、園児管理や文書作成、保護者との情報共有などを行う機能が搭載された電子システムのことです。

保育士は手作業の事務作業が多いですが、ICTシステムを活用することによって効率的に作業ができ、保育士の負担を軽減することができます。
さらに浮いた時間を保育活動や振り返りに当てられるので、保育の質は向上します。

さらにICTシステムを使うと災害などでも園の様子を一斉送信によってすぐに子どもの様子を伝えられ、保護者も場所を選ばずに確認できるため保護者との連携がスムーズになります。

保育業務を支援するサービスを利用

活用できれば便利なICTシステムですが、それで全てが解決できるわけではありません。
「ICTシステムで改善できる部分以外もなんとかしたい」「費用を抑えてできる部分から改善したい」という場合は、ICTシステム以外の支援サービスも利用してみましょう。

おむつ管理の負担を軽減する「手ぶら登園」

手ぶら登園は、保護者と保育士双方のおむつ管理に関する負担を軽減するサービスです。
おむつ・おしりふきが保育園に直接届き、そのうえ使い放題。園児ごとの残り枚数も気にせず使うことができ、おむつに関する保護者とのやりとりも減ります。

おむつ管理という一部分ではありますが、毎日の負担が少しでも減ることで、保育士にも保護者にもゆとりが生まれるでしょう。

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ストレスケア

プライベートでもゆっくりと気を休める時間をとりづらい保育士は、ストレスが発散しずらく蓄積していきやすいです。

休日や夜には泣ける本や映画を見て意識的に涙を流すとストレスが緩和されてスッキリします。
また、持ち帰った仕事は夜ふかしせず、早起きして行うようにしましょう。

仕事とは関係ない趣味に没頭するのも効果的です。

体調管理

休める時間が少ない保育士は意識的に休みを取る必要があります。
日頃から運動に取り組んで体力をつけたり、栄養のある食事をして予防を徹底しましょう。

子どものためなら頑張れるといって無理をしすぎて倒れ、保育士を引退せざるを得なくなった方もいます。
倒れたあとから気をつけるのではなく、倒れないように気をつけてください。

まとめ

保育士は慈悲深く、この世界に欠かせない職業です。

長く保育活動を続けられるように、子どもたちだけでなく自分の心と体の健康にも気を遣いましょう。
自分の体に気を遣うことはあなた自身の幸せだけでなく、これから出会う園児たちの幸せとよりよい未来に繋がります。

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