手ぶら登園保育コラム

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保育士のボーナスってどのくらいもらえるの?他職種との違いは?

皆さんは保育士が平均でどのくらいボーナスをもらっているかご存知でしょうか。
基本給とは別にもらえるボーナスは、働く中で楽しみの1つとも言えるもの。
世間では給料自体少ないと言われている保育士ですが、ボーナスの実態や他業種との違いはあるのかを見ていきます。

保育士がもらえるボーナスの金額は?公立と私立の違い

平均勤続年数7.8年
平均賞与70.6万円
引用:令和元年賃金構造基本統計調査

保育士のボーナスは毎月の給料の何ヶ月分といった形で支払われる形となっています。厚生労働省の調査によると、保育士の平均賞与は70.6万円。この数値はここ数年維持されているものであり、保育士は安定してボーナスが支給されている様子があります。

また、経験年数別のボーナス額は以下の通りです。

参考:令和元年賃金構造基本統計調査

これは、20〜24歳までを入社0年とし年々どのくらいボーナスが変わっていくのかをグラフ化したものです。グラフから分かる通り、経験年数が多くなるほどボーナスが高くなる傾向にあります。これは経験年数はもとより、役職の違いからも来るものでしょう。

また、保育所には公立と私立がありますがこの2つにはボーナスの違いはあるのかを見ていきましょう。

公立保育士の場合

公立の保育士は期末手当、勤勉手当と呼ばれるものがボーナスを指します。その額は、以下の表を見て分かるように給料の3〜4ヶ月分が支払われています。公立の保育士は地方公務員と同じ扱いです。そのため、地方公務員の条例に従い支給されることとなります。

東京都4.60月分
千葉県4.50月分
大阪府4.50月分
引用:東京都/千葉県/大阪府

地方公務員の支給額自体はどのように決められているかというと、国家公務員の人事院勧告を参考にして決められています。国家公務員は民間の支給割合と比較し、バランスが取れるような形に引き上げたり引き下げたりされているために毎年少しずつ変動もあるようです。

私立保育士の場合

公立の保育士に対し、その園によってまちまちなところがあるのが現状です。これは、公立園のようにボーナスが条例によって決められていないためです。特に支払う義務はなく、中には経営状態が悪い園だとボーナス自体無いというところもあります。

私立はもらうボーナスに差があるとはいえ、ボーナスのある私立保育士がどのくらいもらっているのか気になります。令和元年の調査を見てみましょう。

職種 私立 公立
平均勤続年数 一人当たり給与月額(賞与込み) 平均勤続年数 一人当たり給与月額(賞与込み)
施設長 25.8年 565,895円 31.8年 632,982円
主任保育士 21.7年 422,966円 25.1年 561,725円
保育士 11.2年 301,823円 11.0年 303,113円

引用:令和元年度幼稚園・保育所・認定こども園等の経営実態調査

「保育士」の役職では公立と私立のボーナスにさほど差はないことが推測されます。よって、公立と同じように給料の3〜4ヶ月分が出ていると考えていいでしょう。実際にいくつか私立保育園の求人を見てみると「賞与4ヶ月分」と書かれているものが多く見受けられました。

「主任保育士」「施設長」になると公立と私立では10万近くの差が出ていますが、これは公立に対して私立の方が勤続年数が少ない=離職率が高くなっていることからであると考えられます。

保育士のボーナスの支給時期とは?

保育士のボーナスは、私立が条例等で定められていないためもらえないリスクはありますが、額はさほど差がないことが分かりました。そもそも、保育士のボーナスは年にどのくらい受け取ることができるのでしょうか。

保育士のボーナスは夏季が6月30日、冬季が12月10日の2回であることが多く、私立保育園によっては3回もらえるところもあります。この期日は、国家公務員の人事院規則で定められているものを地方公務員である公立保育園も、私立保育園でも参考にしたものです。

ただ、先ほども解説したように民間には特別にボーナスに関する条例等は無いため、夏季は6月下旬〜7月上旬、冬季は12月初旬〜下旬と多少の期間には差があります。

保育士のボーナスは低い?他職種との比較

保育士の給料は全職種の平均よりも149万円も低い342万円であることが分かっています。この差はボーナスにもそのまま関係してくるものなのでしょうか。昨今は男性保育士の活躍も増えてきたとはいえ、まだまだ保育士は女性が多い職業。同じく女性が中心となって活躍する職種とボーナスの額を比べてみました。

今回は厚生労働省のデータを参考に、8つの職業と比較をしました。

参考:令和元年賃金構造基本統計調査

グラフを見て分かるように、保育士は他の職種によりも比較的にボーナスをもらっていました。子どもの命を預かる仕事というだけあり、月の給料には反映がされていない代わりにボーナスに上乗せされているような形なのでしょうか。いずれにせよ、この結果は保育士にとって嬉しいものです。

こんな場合、保育士はボーナスをもらえるの?

ーー保育園に所属している人は一律に同じ年数や雇用形態で働いているわけではなく、それぞれに違いがあります。以下の3つのようなケースはボーナスがもらえるのでしょうか。

保育士1年目の場合

保育士1年目はボーナスをもらうことができます。ただし、働きはじめの夏季ボーナスは微々たる額であることが多い様子。ボーナス額はある一定の調査期間の役職、勤務態度などが反映されるため、保育士1年目の4〜6月では調査期間が短く額もその分少なくな流ということです。

1年目の皆さんは最初は残念に思うかもしれませんが、冬季は満額をもらえるためそちらを楽しみに待っていましょう。

産休中の場合

産休中の保育士は規則で定められていればもらえます。そもそも、一般的な産休育休中は給料がもらえないことがほとんど。そのため「出産手当金」「出産育児一時金」「育休休業給付」という形で健康保険から給料代わりに支給されます。

保育士のボーナスは給料の何ヶ月分という風に支払われる形になっているため、給料ではなく保険から受け取っている産休中の間はボーナスももらえない、と考えるのが普通です。しかし、園によって、自治体によって規則で定められているところもあります。産休になる前に確認しておくと良いでしょう。

パート保育士の場合

パート保育士の場合、公立でも私立でももらえないことが多いです。保育士としてほぼ同じ仕事をしているのに不平等だと感じるかもしれませんが、これが正規と非常勤の違いなのでしょう。

ただし、求人を見てみると園によってはボーナスが出る場合もあるようです。微々たる額かもしれませんが、もらえるだけ嬉しいもの。働く際にしっかりと確認しておくと良いです。

保育士のボーナスを知って仕事のやる気につなげよう

保育士のボーナスは、給料とは違い他職種と比べてももらえていることがわかりました。特に公立保育士は条例によりしっかりと定められているところがあるので、安定的にボーナスが受け取れます。私立保育園も、求人を見るとボーナスがしっかりもらえるところが増えてきている現状があります。

保育士の早期離職が問題視されている中、ボーナスのますますの充実は離職を食い留められる1つとなりそうです。保育士のボーナスついて知識を深め、日々の保育の活力にしていきましょう。

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