手ぶら登園保育コラム

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保育士さんにオススメできる挨拶の例文をシチュエーション別に紹介!

保育士さんにオススメできる挨拶の例文をシチュエーション別に紹介!

職場で一番初めに行われる挨拶はなにを言えばいいのか悩むみますよね。
とくに子どもたちには先生という立場で接さなければいけないので 、大人に挨拶をするのとは違う焦りがあるでしょう。

どうしたら自分のことが伝わるのか、どうしたら話を聞いてくれるのか。
そんな悩みを解決すべく、例文を踏まえてシチュエーションごとに挨拶の仕方を解説していきます。

子どもたちの心をつかむ挨拶の仕方

子どもたちは大人のように、無条件に話を聞いてはくれません。
そのため自分の話に興味をもたせる工夫が必要になります。

そして、子どもたちの興味を引くためには事前の準備が必要になります。

子どもたちの注意を引きつける工夫をする

子どもたちの興味を引きつけるには、子どもたちが楽しいと感じる仕掛けを用意する必要があります。

仕掛けの例としては以下のようなものがあります。

  • お話やお歌遊びなどを交えて挨拶をする
  • スケッチブックなどにイラストを描く
  • クイズを出す
  • エプロンシアターを行う

明るい表情

どんな子どもも怖い顔をしている大人よりも笑顔の大人の方が惹きつけられます。
子どもに挨拶をする前は明るい表情の練習をしましょう。

鏡の前で笑顔の練習をしましょう。
話すときは抑揚を意識し、はきはきとゆっくり話すようにしましょう。

身だしなみ

第一印象を良くするもっとも簡単な方法です。
髪型、メイク、服装に気をつけましょう。

また、子どもと話すときには自分以外の場所に興味がいかないように、糸やボタンのほつれにも気をつけてください。

簡潔さ

子どもと話すときに最も意識しなければいけないのは話す長さです。
長すぎると言いたいことが伝わらなくなりますし、途中で飽きられてしまいます。

子どもたちが理解できるカンタンな言葉遣いで、短く簡潔に話しましょう。

新年度に使える保護者や同僚への挨拶の仕方

保護者や同僚への新年度の挨拶や自己紹介は以下のような流れを意識するとスムーズに行えます。

  1. 名前+一言
  2. 好きなことや趣味などの話題
  3. 抱負や取り組みなどの具体的な思い

名前+一言

子どもたちと同様、大人も長いと最後まで聞いてもらえず、覚えられない原因となります。
名前に軽く一言だけ付け加えるようにしましょう。

同僚や保護者には目標や頑張りたいことを付け加えるのがオススメです。

好きなことや趣味などの話題

好きなことや趣味を得意なこととして話さないようにしましょう。
得意なこととして話すと相手に高圧的な印象を与えます。

好きなことや趣味の話であれば時間が余ったり、雑談をするときに気軽に話すことができますし、そのときに似た性格の先輩や保護者に「教えて下さい!」と話を発展させることができます。

抱負や取り組みなどの具体的な思い

抱負や取り組みなどの具体的な思いを話すと、保護者や同僚からの信頼をつかむことができます。

とくに初顔合わせのときは保護者の信頼を得るチャンスです。
子どもを預けることに不安をいだいている保護者へ、誠実で責任感がある様子を伝えましょう。
さらにどのような保育方針でいきたいかを話すと好印象です。

子どもたちに話を聞いてもらうコツ

意識的にイラストや音楽などの視覚情報、聴覚情報も取り入れるようにしましょう。
クイズ、歌、手遊び、紙人形劇、スケッチブック絵本、エプロンシアターなど、準備が必要になります。
どんな自己紹介にするか早い段階で決めておきましょう。

好きな食べ物や動物、遊びを伝える自己紹介にするのがオススメです。

年度末の保護者への挨拶の仕方

年度末の挨拶では、保護者へ一年間のご理解とご協力に感謝の言葉をかけましょう。

子どものことで印象的なエピソードや感心したこと、感動したこと、一年でどのように成長したかを伝えるようにすると喜ばれます。

一年間のご理解とご協力に感謝

保護者の一年間の子育てへの労いと保育園の保育方針についてきてくれたことへの感謝を伝えましょう。

保護者と信頼関係を築くことができますし、この挨拶をするのとしないのとでは保護者の印象が大きく異なります。
一社会人としての誠実さを示しましょう。

子どもの印象的なエピソード

子どもの印象的なエピソードを話すときは、事実だけでなくそのとき自分はどう感じたのか、自分の感情を織り交ぜて話すようにしましょう。

誰にでも当てはまるようなことを言ってしまうと、保護者は肩透かしを食らってしまいます。

一年でどのように成長したか

自分の子どもの成長を他人に感じてもらえると保護者は嬉しくなります。

できるようになったことだけでなく、挑戦していたことも話題にあげましょう。
ただし「クラスで1番~」のような言い方はほかの子との比較になってしまうので注意しましょう。

やってはいけない挨拶

挨拶をする上で、最低限以下の3つはやらないように気をつけましょう。

  • 話すのが早い
  • 言葉が難しい
  • 頼りない

話すのが早い

話すのが早いと、大人も子どもも理解できなくなります。

とくに子どもたちは聞き取ることがままならないので、ゆっくり過ぎると感じるほどゆっくり話すように意識してください。
大人がゆっくりに感じるくらいが、子どもにはちょうどいいスピードであることが多いです。

言葉が難しい

単純に言葉の意味がわからないと、言いたいことが伝わりません。

自己紹介は相手に伝えることが目的であることを意識しましょう。
背伸びして難しい言葉を使おうとせず、自分の口から自然と出る言葉で話すようにしてください。

とはいっても崩しすぎた言葉は控え、最低限のTPOをわきまえた言葉を使いましょう。

ぼそぼそと話す

ぼそぼそと話すと頼りないように思われます。

保護者が子どもを預けるのを不安に思ってしまうので、緊張していても胸を張って大きな声で話すようにしましょう。
保護者と一緒に子育てをしていくという意識を持って挨拶をしてください。

まとめ

挨拶をするときは自分の名前+一言を意識すれば言いたいことが伝わりやすくなります。
保護者に挨拶するときは話題が広がる内容や具体的な取り組みを伝えましょう。

そして、やってはいけない挨拶の仕方にならないよう注意すれば、きっとうまく挨拶をすることができます。

どんなにテンプレートの言葉があったとしても、やはり自分の言葉で伝えるのが一番きもちがこもりやすくなります。

挨拶に関してわからないことがあるときは先輩保育士に聞いてみましょう。

挨拶は恥ずかしさよりも熱意がある姿を見せることが1番大切です。

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