手ぶら登園保育コラム

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2年目保育士の目標例文や設定の際のポイント紹介

2年目保育士の目標例文や設定の際のポイント紹介

「目標を立てるの面倒くさいな~」「目標を立てる意味ってあるの?」と思う人もいることでしょう。仕事量が多い保育士業務に加え、目標設定があると負担に感じますよね。

しかし、目標を立てることは自分にとってプラスになるため、おすすめです。

今回は保育士2年目の人へ、目標を設定するメリットや例文、目標を立てるときのポイントについて紹介します。

保育士が目標を設定するメリット

一見、面倒にも感じる目標設定ですが、意味のないものではありません。

目標を立てて行動することで、いずれ自分のスキルや自信となって返ってくるからです。

目標を立てることで得られるメリットを具体的に見ていきましょう。

モチベーション向上につながる

設定した目標を達成することで、自分のモチベーションアップにつながります。
「次はこうしてみよう!」「もっとこうしてみよう」と意欲的になる人が多いのではないでしょうか。

こうしたやる気、やりがいを感じることが大事です。

目標がないと、ただ毎日を過ごすだけになり、やりがいを感じられなくなります。
やりがいがないと保育をしていても楽しくなく、モチベーションも下がってしまうため悪循環に…。

小さな目標でもいいので、成功体験を増やしてモチベーションを維持していくことが大切です。

スキルアップにつながる

目標に向かって業務をこなすことで、スキルアップにつながります。
スキルアップとは、研修を受けて身につくものもあれば、日々の経験から身につくものまでさまざまです。

たとえば、次のようなスキルが考えられます。

  • ピアノを弾く・絵を描くなどの保育実技スキル
  • 指導計画などの事務処理能力
  • 子どもや保護者、ほかの保育士との良好な関係を築くコミュニケーションスキル
  • 子どものケガや病気に迅速に対応するスキル
  • 子ども一人ひとりの発達に合わせた援助を提供する専門スキル

資格取得以外に、実務経験を積むことでスキルが磨かれていく場合も多々あります。

こうしたスキルは目標を立てる際に自分を振り返ることで気づけるので、自己のスキルアップのためにも目標設定を行うことは重要といえるでしょう。

目標が達成できたとき自信につながる

目標が達成できると自信にもつながります。達成感や満足感が感じられるからです。

自信をもつことで、日々の保育にも影響します。

たとえば、今までより生き生きとして活動的になったり、笑顔が増えたり。
自分では気がつかなくても、周りからはやる気のある姿勢に見えます。

仮に目標が達成できなかったとしても、落ち込む必要はありません。
結果がすべてではなく、目標に向かって行動したことに意味があるからです。

努力したことは、スキルや実績となって自分に返ってきます。

2年目保育士の目標例文

保育士2年目になると、ひと通り園の生活や行事を体験しているので、1年の見通しをもてるようになりますね。

そのため、目標には「保育をするうえで自分が心がけたいこと」を具体的に書くようにするとよいでしょう。

2年目保育士の目標例文を紹介します。

1年目の経験を活かした例

【例1】1年間の流れの見通しを持ち、計画的にすすめていく

【例2】昨年のクラスの経験を活かし、生活リズムや遊び、関わり方に気をつけた保育を行う

【例3】子どもの様子を見ながら保育を行い、必要に応じて副担任や主任保育士とも連携していく

【例4】行事の準備は1週間前から余裕をもって進めていく

2年目では、1年目の反省や経験を活かした目標を考えると立てやすいでしょう。

スキルアップを目標にした例

【例1】子どもの興味関心ごとに合わせた活動を考え、計画していく

【例2】子どもの関心を汲み取りながら、活動を展開していく

【例3】自分の保育内容について先輩保育士からアドバイスをもらい、今後の参考にする

子どもの発達を考えながら保育内容を考えることでスキルアップにもつながるでしょう。

保護者とのコミュニケーションを目標にした例

【例1】子どもの様子をよく見て保護者に詳細に伝えられるようにする

【例2】保護者と信頼関係を深めるため、小さなことでもお迎えの際に伝えるようにする

2年目は周囲に目を配ることもできるようになるので、保護者や先輩保育士とのコミュニケーションを目標にするのもいいですね。

良好な関係を築くことで信頼される保育士を目指しましょう。

目標を立てるときのポイント

目標を設定する際には、期限を決めたり数字を取り入れたりしてみましょう。

目標を立てる際のポイントをいくつか紹介します。

今の自分を振り返って考える

自分が今できること・できないことを振り返って考えてみましょう。
振り返ることで課題や得意がわかり、目標が明確になります。

ポイントは今できないことと、得意なこと両方の目標を入れることです。

今の課題点を目標に設定することは、大きなスキルアップにもつながり大切ですが、疲弊してしまう可能性もあります。
自分の得意を伸ばす目標も入れることにより、モチベーションを下げることなく頑張れるでしょう。

高すぎる目標にしない

目標は高すぎないようにするのも大事です。無理な目標はやる気を下げます。

たとえば、低身長の人が「高身長になりたい!」と目標を掲げても、実際にはほぼ不可能ですよね。

高すぎる目標は「無理」「やめた」といった挫折を招く原因になるため、今の自分から少し背伸びをしたら届くくらいの、達成できそうな目標を立てましょう。

期限を決める

目標には期限を決めましょう。期限を決めることで目標に向かって頑張れるからです。

期限を決めずに設定すると、明日しよう、明日でいいや…そのうちに1年が終わってしまったという事態にもなりかねません。

ただ書いただけでは意味がないのです。
せっかく目標を立てるなら、達成したいもの。

「1週間前までに」「1か月後の運動会までに」など期限を決めましょう。

数字を用いて具体的に立てる

数字を用いた目標設定も効果的です。
なぜなら、数値化することで次にするべき行動がハッキリわかるからです。

たとえば

  • 毎月1つは新しい手あそびを取り入れる
  • 1か月前には行事の準備を進めていく
  • クラスだよりに子どもの会話を1つは載せる など

注意点は、大きすぎる数字にはしないこと。

ハードルをあげすぎると、途中でくじけてしまう原因になるので、あくまでも達成できるくらいの数字設定が大事です。

同僚や先輩からの評価も参考にする

客観的な評価・意見を参考にするのもありです。

自分ではできていないと思っていたことが、実は評価されていることがあります。その逆もまたしかり。
自分の長所、短所を聞いたりアドバイスをもらったりして、自分を見つめ直してみましょう。

見えてきた課題を参考にし、目標に立てるとグッと経験値もあがりますよ。

まとめ

保育士にとって目標を決めることは、自分のモチベーション向上やスキルアップにつながる大事な事柄でもあります。
目標が達成できたときには、保育の仕事にやりがいも感じられるでしょう。

また、頑張りを先輩保育士や主任・園長に評価されるケースもあります。

この機会に自分に合った目標を立てて、実践してみてくださいね。

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