難しい工夫はしていませんが、実際にやってみると負担軽減を実感します(AIAI NURSERY 高殿)~手ぶら登園導入事例~

園名:AIAI NURSERY 高殿
地域:大阪府
施設形態:認可保育園
支払方法:保護者が負担
大阪府大阪市内にある認可保育園「AIAI NURSERY 高殿」。
2021年4月からおむつサブス「手ぶら登園」の利用を開始してから4年がたち、導入当時の状況や、導入後の変化についてお話を聞いてきました。

(園長:中村先生)
不安を抱えながらも、保護者支援のために始めた『手ぶら登園』。
ーおむつサブスクを初めて知ったときの印象は?
最初は「新しいサービス!そんなことができるんだ!」と驚きましたが、
自分自身の子育て経験から、「これは保護者にとって絶対喜ばれる!」という確信はありました。
ただ、保育施設としては、これまでと運用が変わることに不安がありました。
ー具体的に、どんな不安がありましたか?
まだぼんやりとしたイメージしかなかったのですが、
「保育士の業務が増えるのでは?」という不安ですね。
しかし、保護者の負担が減るイメージはできていたので、利用を開始しました。
ー実際、保護者さんの反応はどうでしたか?
意外にも、「このサービスって本当に必要?」という声もありました。
それまで“おむつを持ってくる”ことが当たり前だったからこその反応だったのかもしれません。
でも、いざ利用が始まると、「おむつに名前を書くのって、こんなに大変だったんですね」といった声があり、今では多くの保護者さんが利用しています。
ー保護者さんへの案内で、何か工夫はされていることはありますか?
入園希望の見学時や、入園前の説明会でご案内しています。
保護者さんにとって入園前は情報が多く、「へ〜、そんなのもあるんだ」と流れてしまうかもしれないので、あえて“さらっと”伝えるようにしています。例えば、他の持ち物の話の流れで紹介したり、パンフレットを渡したりする程度ですね。
でも、実際に通い始めると荷物の準備や持参の大変さを実感する方が多いので、入園後にサービスをおすすめすると喜ばれています!
また、慣らし保育を通じて担任との信頼関係ができてくるので、「実はこのサービス、保育士の負担も軽減できるんですよ」と率直に伝えると、「それなら使います!もっと早く教えて〜」とおっしゃる方もいます。
難しい工夫をしなくても全く問題ない
ー保育士の負担軽減にもつながっているとのこと。具体的には?
おむつが“使い放題”なので、残り枚数を気にせず、必要なときに迷わず替えてあげられるようになりました。
以前は、保護者が持ってきてくれたおむつだったこともあり、「使いすぎていないかな…」と気にする場面もありましたが、そうした心理的な負担がなくなりましたね。
ー園児の一部はおむつを持参されていると伺いました。混在する中での管理はどうですか?
パッと見て分かるよう、一覧表を掲示しています。
特に、合同保育の時間帯などでクラス担任以外の職員も把握しやすいようにしています。

※イメージ図(ベビージョブにて作成)
クラス担任は日々関わる中で誰がサブスクを使っているかすぐに覚えるので、特に負担にはなっていません。
難しい工夫はしていませんが、実際に始めてみると全く問題なく運用できています。
サブスク専用おむつを利用し、より保育士の負担軽減へ
ーサブスク専用おむつを使用していただいていますが、使い心地はいかがですか?
サイズごとにパッケージの色が違うので、とても分かりやすいです。
子どもたちも、自分のおむつの色を覚えていて、自分で取りに行ってくれるようになりました。
そんな姿を見ると、保育の中でも自然と自立につながっているなと感じます。
ー保育士の負担軽減を目的に新たに開発した専用おむつなので、そのお話を聞いてとても嬉しく思います。素敵なお話をありがとうございました。

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