保育士さんのメイクで意識するべきこと
保護者の大切な子どもの命を預かる保育士は、自分たちが保護者からどのように思われているのか気になることでしょう。
保護者は子どもたちと違って親睦を深める機会が少ないので第一印象のイメージを長く持たれます。
そのためメイクの仕方がそのままあなたの印象に繋がります。
社会人としての身だしなみは最低限整えておきたいものですが、子どもたちと激しく体を動かすとメイクは崩れてきますし、紫外線による日焼けやシミ・そばかすも気になります。
そんな悩みを解決するために、保護者からの印象を良くし、短時間でメイク直しや紫外線対策ができる方法をご紹介します。
保育士さんのメイクで意識するべきこと
保育士さんのメイクは保護者目線で考える事が重要です。
自分が保護者の立場だったとき、なにが良くてなにがだめだと感じるかを想像して自分のメイクも判断しましょう。
保護者が考えていること
保護者によって受ける印象や考えはさまざまですが、最低限清潔感のあるメイクはしたほうがいいと考えている保護者の方が多いです。
子どもに比べて親睦を深めづらい保護者に一度定着したイメージはなかなか変えられないので、保護者の第一印象は大事にしましょう。
社会人のマナーとして最低限のメイクはしてほしい
通勤時間や仕事終わりなど、保育士としてではなく一人の大人として社会に出るときはメイクをしていたほうが印象が良くなります。
皮脂や疲労感を感じられると気になる
お迎えのときに疲れた顔をしていると、大丈夫かなと気を遣わせてしまいます。
くまや崩れたメイクはなるべく直しておきましょう。
すっぴんだとやる気や清潔感がなく、だらしない印象
仕事に対してテキトーに向き合ってるような印象を与えてしまいます。
派手なメイクもよくありませんが、すっぴんだと顔色が悪く見えてしまうので要注意です。
保育士にふさわしいメイク
保育士には派手すぎず、自然で清潔感のあるナチュラルメイクやフォーマルメイクがオススメです。
アイメイク
シンプルに描くことを意識しましょう。
アイメイクをシンプルに入れることですっきりとした印象にしてくれます。
リップ・チーク
派手すぎない色・ツヤ感のものを選びましょう。
オレンジ色だと血色よく見えます。
眉
細くしすぎず、自然な眉の形を活かしたメイクをしましょう。
髪色に合うカラーを選ぶとより自然に見えます。
オススメのカラー
ブラウンやベージュ系の色は保護者からの印象がいいです。
チークやリップにオレンジ色を使うと活き活きとした印象になります。
保育士メイクのコツ
シンプルで自然なポイントメイクにする分、ベースメイクに力を入れましょう。
ベースメイクを強化するには自分の肌にノリがいい化粧下地やコンシーラー、ファンデーションを選ぶことも重要です。
日焼け対策効果のある化粧品を選ぶと、日焼け止めを塗る手間が省けます。
保育士にふさわしくないメイク
派手なメイクや濃いメイク、そしてすっぴんは保護者だけでなく、職員にも不快感を与えてしまいます。
すっぴんで出勤している方はベースメイクだけでもしていくようにしましょう。
濃い色のメイク
園児の服に色がうつりそうなほど濃いメイクもよくありません。
派手な色のリップやマニキュア、ラメ入りグロスだと服についたときに目立つので、子どもたちの服に触れてもあまり目立たない色と濃さにしましょう。
落ちやすいメイク
ボリュームのあるマスカラやつけまつげ、つけ爪などは外れやすいため、衛生上あまり良くありません。また、外れたまつげなどを園児が触って遊ぶ可能性もあります。
保護者から見てもあまり良い印象を与えないため、避けておいた方が良いでしょう。
ピアスやイヤリング
メイクが落ちたときに子どもの手や服に移りやすく、子どもの目や口に入りやすいものは絶対に避けましょう。
とくにピアスやイヤリングは落とすと誤飲・誤嚥につながるため、絶対につけてはいけません。
つけまつげ
長すぎるものは落ちたときに子どもの手に移りやすく、大人たちの真似をして目に入れたり飲み込んでしまうと失明や窒息の危険があります。
つけるならカールが大きいものは避け、マスカラをぬったくらいのまつげにしましょう。
つけ爪
保護者からとくに評判が悪いです。
砂遊びができないため、子どもと真剣に向き合っていないと思われますし、爪の間に入った菌が繁殖につながるので衛生的でもありません。
とがった爪は子どもを傷つける可能性も高まるので、ほとんどの園は認めておらず、爪は短く切るように最初から決められている場合が多いです。
ピアスやイヤリング
落としたものを飲み込んでしまったら命に関わります。
また、園児が引っ張ったときに自分の耳が裂ける場合もあるので、絶対に着けてはいけません。
保育士さんにおすすめしたい時短テク
保育士さんはなかなかメイク直しをする時間をとれません。
より短い時間でメイクをするには、複数の効果がまとまっている化粧品を使うのが効果的です。
スキンケア
洗顔・スキンケア・化粧下地まで一気にできる朝用パックがオススメです。
化粧水・美容液・乳液・クリームの機能がまとまったオールインワンジェルもあります。
早番の日だけでも活用すると時間にゆとりを持てるのでオススメです。
メイク直し
油取り機能のあるハンカチを使い、皮脂の出やすい鼻や顎にあてて皮脂をとりましょう。
フェイスパウダーを使うとメイクしたてのようなサラサラの肌になります。
日焼け対策
紫外線対策効果がある下地を使ったり、スプレータイプ式の日焼け止めなら、カンタンに素早く塗りなおせるのでオススメです。
オススメのメイク道具
保育士がメイクを選ぶときは以下の2点をとくに意識しましょう。
- 崩れにくさ
- 低刺激
崩れにくさ
保育士はメイク直しをする時間がありません。
皮脂に強いタイプの下地やファンデーションを選び、ベースメイクを徹底的に強化しましょう。
フェイスパウダーを使う
皮脂を抑える効果があり、化粧崩れを防いでくれます。
時間がないときの化粧直し用としても使えます。
アイベースをした上でアイメイクをする
アイメイクは汗で流れやすいです。
アイライナーコートなどで眉毛を保護したり、ウォータープルーフのものを選びましょう。
アイブロウコートまたは眉ティントを使う
眉も汗で流れやすいです。
アイブロウコートでメイク後の眉毛を保護したり、数日から一週間ほど消えない眉ティントを使うのがオススメです。
低刺激
保育士は子どもの肌に触れる機会が多いので、万が一子どもたちの皮膚に付着しても安心な低刺激性のメイク道具を選びましょう。
まとめ
保育士のメイクでは、自分が保護者ならどう感じるかを考えましょう。
ナチュラルメイクかフォーマルメイクがオススメです。
メイク崩れ対策をしっかり行うだけでなく、園児への配慮も心がけてください。
子どもを預かる立場にふさわしいメイクは保護者からの印象の面でも重要です。
保育士の服装も自己表現の一部だという考えもあるので、自分は保護者や子どもたちからどういう人間だと思われたいのか考えてメイクをしましょう。
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