保育中の割烹着オススメ3選
保育士にとってエプロンは切っても切れない存在です。
エプロンは仕事中ほぼずっとつけているものなので、保育士としての仕事を全うできるかどうかにエプロンは深く関わっています。
世の中にはたくさんのエプロンがありますが、じつは割烹着には保育をする上でたくさんのメリットがあります。
割烹着のメリットを知ることで、あなたの保育観にあうエプロン探しの前進が期待できるでしょう。
保育士がエプロンを使う理由
保育士さんがエプロンを使用する理由は主に以下の3つです。
- 汚れ防止
- 衛生環境の維持
- 先生だと識別
食事の介助や外遊び、おむつ替えなどを頻繁にしている保育士は、清潔さが求められる一方で汚れやすい環境にいます。
そのため汚れたら素早く着替える必要があるので、サッと脱いでサッと着れるエプロンは都合がいいのです。
また、体全体を覆っているエプロンは遠くから見ても色を判断しやすいです。
子どもたちにとって可視性が高くなるので遠くからでも保育士を識別することができます。
保育士にとってエプロンに必要となる機能
激しい動きをしつつも保育士としての仕事をきちんとこなせるエプロンの特徴についてまとめました。
動きやすさ
保育士たちは元気いっぱいの子どもたちを相手に、毎瞬毎瞬せわしなく動きます。
そのため、体を動かしやすいデザインかどうかはかなり重要なポイントです。
スリットが入っているタイプのものなら咄嗟の動きでも足がもつれる可能性は低くできます。
収納の豊富さ
保育士はたくさんの子どもたちの面倒を同時に見ているため、一時も目を離せません。
タオル、ティッシュ、記録用のメモなど、頻繁に使うものは持ち運べるようにポケットに入れていたほうが子どもたちから目を話す時間を減らすことができます。
散らからないようにするためにも、ある程度ポケットの数があるエプロンがいいでしょう。
生地の傷みにくさ
エプロンは毎日洗濯するものなので丈夫さは重要なポイントになります。
ただ、硬い質感の生地だと子どもたちの肌を傷つけてしまうので、硬すぎないエプロンを選ぶ必要があります。
着脱のしやすさ
常に清潔な格好でいるため、エプロンに吐瀉物や排泄物がついたら素早く着替えなければいけません。
そのときにエプロンにスリットが入っていればスムーズに脱ぎ着をすることができます。
割烹着のメリット
ではなぜ割烹着は保育士にオススメなのでしょうか?
保育における割烹着のメリットについて見ていきましょう。
袖まで覆うので汚れがつきにくい
もともと着物まで覆えるように考案されたものなので、長袖でもすっぽり覆うことができます。
長袖を着たり、寒い日が多かったりする冬には最適です。
紐がないタイプは安全性が高い
子どもはエプロンの紐などをいたずら半分に引っ張ります。
紐を引っ張った反動で転んだり、首に巻き付いたりしては大変です。
紐がないタイプの割烹着は引っ張られにくく、首や手を巻き込む恐れがあるエプロンより安全性が高いです。
あたたかい
長袖なので秋冬やプール上がりなどの肌寒いときには、防寒着として着用することができます。
腰元が苦しくなりにくい
腰元が紐で縛られないため動きやすく、太めの体型でも快適に着ることができます。
袖口にはゴムがある
作業中はまくったらずり落ちてこないので邪魔にならず、袖が汚れないようにしっかりとカバーできます。
デザインのポイント
保育士としてエプロンを選ぶ際に必要な機能と割烹着のメリットについて解説しました。
保育用のエプロンを選ぶ際は、
- 子どもたちが親しみやすい色合い、柄
- 安全性が高い
この2点を両立したデザインのエプロンを選びましょう。
園によっては独自のルールを決めているところもあるので、必ず購入前に保育園に確認してください。
子どもが親しみやすい色合い・柄
動物や乗り物、季節感のある草花などの柄やイラストが載っているエプロンは子どもたちに親しみやすいデザインです。
また、明るい色は可視性が高いため、遠くから見ても先生の判断ができます。
キャラクターが印刷されたエプロンに関しては保育園に確認をしてください。
安全性が高い
飾りボタンやフリル、ビジュー、ビーズなどは動きづらさを引き起こし、着脱時にも支障をきたすため向いていません。
動きづらく着脱しづらいだけでなく、洗濯で落ちやすいため子どもたちが誤飲や誤嚥してしまう可能性もあります。
腰紐タイプのエプロンは首に絡まったり、子どもたちが紐を引っ張った拍子に転倒したりする可能性があります。
腰紐は子どもたちがいたずらしたくなるので、最初から腰紐がないエプロンをオススメします。
丈が長すぎるエプロンも保育士には向いていません。
咄嗟の動きの妨げとなるので、最長でも膝上くらいの丈のエプロンを選んでください。
体の全面に装飾やボタンなどがあると子どもを抱いたときに引っかかってしまうので、シンプルなデザインで後ろ開きのエプロンを選ぶようにしましょう。
オリジナル
条件に合うエプロンで気に入った柄やイラストのものが見つからない場合は自分でオリジナルエプロンを作るという手があります。
形状は条件に合うものを選び、アップリケやワッペンで装飾することでカンタンにオリジナルエプロンを作ることができます。
オリジナルエプロンに関しても、作成前に保育園に確認をとりましょう。
エプロン・割烹着に適した素材
保育士のエプロンや割烹着にふさわしい素材は以下の3つです。
- 綿とポリエステルの紡績
- 麻
- フリース
綿とポリエステルの紡績
綿は肌触りがよく、吸水性が高いため汗や涙を吸い取るのに役立ちます。
ポリエステルは耐久性に優れているので選択を繰り返しても型くずれしにくく、軽いので動きやすいです。
この2つの素材のメリットをもっている素材が綿とポリエステルの紡績です。
どんな季節でも使える、オールラウンダー的な素材です。
麻
麻は天然素材の中でも丈夫で、吸水性や通気性の高さ、独特のシャリッとした肌触りから夏にオススメの素材です。
動き回って汗だくになりやすい夏でも比較的快適に過ごすことができます。
フリース
フリースは保温性が高くて速乾性にも優れており、軽く肌触りがいいので冬にオススメの素材です。
寒いときには防寒着代わりにも使えて、寒い冬でも比較的快適に過ごすことができます。
エプロン・割烹着をお手入れする際の注意点
保育用で使うエプロンや割烹着を洗う際は、いくつか気をつけなければならない注意点があります。
洗濯時の注意点について解説します。
短期間でも洗う
たとえ表面上は汚れていないように見えても、衛生面を考慮してどんどん洗うようにしましょう。
洗剤の溶け残りがないように注意
子どもの肌に直接触れるものなので、泣いた顔を押し付けたり舐めたりしたときに目や舌を傷めないように洗剤の溶け残りには注意しましょう。
洗濯のりは使用しない
肌触りが悪くなり、子どもたちの肌を傷つける場合もあるため、なるべく使用しないようにしましょう。
糸のほつれや装飾の取れかけに注意
動くときに絡まったり子どもが飲み込んだりする恐れがあるため、糸のほつれや装飾の取れかけがないか確認しましょう。
毎日使うのでエプロンは4~5枚必要
毎日使っているエプロンとは別に、万一破損や汚損があった場合に備えて予備を2、3枚用意しておきましょう。
すぐに買いに行けないときに便利です。
割烹着を買う場所
割烹着を買う場所は大きく実店舗とネットに分けられます。
どちらが買う場所としてふさわしいか見ていきましょう。
実店舗
メリット
素材感やサイズ感を確認できる
デメリット
選択の幅は狭まる
ネット
メリット
デザインやサイズが豊富
デメリット
肌触りや着心地を確認できない
どちらで買うのがオススメか
エプロンや割烹着は子どもの肌に直接触れるものなので、実際に触って手触りを確かめたほうがよいです。
そのため、エプロンは実店舗で買うのがオススメです。
割烹着オススメ3選
クォーターリポート (MOOMIN) ムーミン
人気のキャラクターがプリントされた割烹着です。
袖が短いので夏場でも熱くならず、一年中使えます。
無印良品 麻平織 割烹着
紐ではなくボタンで止めるタイプの割烹着です。
専用のケースもあり、持ち運びにも便利です。
switch(スウィッチ) かっぽうぎ ペタル/ブリーズ
かぶって着るタイプの割烹着なので着替えがラクです。
袖部分が細くなっているので、細かい作業をするときにも邪魔になりません。
まとめ
割烹着は普通のタイプのエプロンと比べても保育時におけるメリットが多くあります。
保育士ならばぜひ一度は使ってみてほしいです。
とは言っても人によっては適不適があるので、保育をするなかで自分に最適なエプロンを見つけていきましょう。
この記事が自分たちにふさわしいエプロンを見つける1つの手がかりになれれば幸いです。
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