園名：ナーサリールーム
地域：東京都
施設形態：認証保育園
「社会福祉法人恩賜財団母子愛育会 ナーサリールーム」では、2021年2月からサービスをご利用いただいています。
約半年間サービスをお使いいただいたご感想をインタビューさせていただきました。
「おむつに名前を書く」という、保護者の苦労を考えて導入を決定
ー『手ぶら登園サービス』を導入されたきっかけを教えていただけますか？
手元にチラシがあり、魅力的だったので連絡しました。
ー導入前は、おむつに関する課題のようなものがありましたか？
どこの保育施設も同じだと思いますが、「毎日名前を書いて、保育園へ持ってくる」という保護者の苦労を見ていました。このサービスを利用することによって、毎日の名前書きの部分についても楽になるのではないかと思いました。
ー毎日何枚かのおむつにお名前を書いて、持参していただくような感じだったんですね。
そうですね。あとはパックで持参していただいて、園児それぞれのロッカーに袋ごとおむつが入っているというような状況でした。
名前を書いてから、またパックに詰めなおして持ってくるというような保護者もいらっしゃったり、園の中で急いで書いたりもされていました。名前を書く時間がなくて…という方もいらっしゃったので、『手ぶら登園』は保護者にとっても保育士側にとっても良いサービスなのではと思いました。
ー実際に説明を聞かれてから、導入はすぐに決められたのでしょうか？
そうですね。すごく便利な印象だったので。
保護者個人と『手ぶら登園』との間で契約が完結し、園はタッチしないというところが良いと思い、それだったらぜひ導入したい、と思いました。
他の職員みんなにも、こんなサービスあるけど、どう思う？と聞いて進めました。他の先生も、そういうサービスがあったら有り難いという意見でした。
ーおむつが必要な園児様全員に、ご利用をお勧めいただいているのですか？
そうですね、入園する際にチラシをお見せして、「これ便利ですので良かったら使ってください」というような感じでご案内しています。結構みなさんに喜んでいただいていますよ。
中には、肌が弱いから、おむつが合わないという方もいらっしゃいます。すごくお肌がデリケートなお子様に関しては、いつも使っているメーカーのおむつを使いたいという保護者の考えを尊重しておりますし、様々な個別の理由に応じて勧めています。
ー保護者様の反応はいかがですか？
すごく喜んでいただいています。実際に「このサービスを導入してくれて良かった」という声もいただいています。
定期宅配でおむつを頼んでいた方なども、名前を書く必要がなくなることをお伝えしたら登録してくださいました。
皆さん、忙しく働いてらっしゃるから、少しでも負担を減らせるところがあるのなら、私たちが協力してあげられれば良いな、と思いますよね。その分他のことに手を回すことができるでしょうし。
おむつ業務の煩わしさが減り、職員も問題なく利用できています
ー導入されてから、職員の皆様の反応はいかがでしょうか？
職員は特に何も言っていませんが、便利になっていると思います。『手ぶら登園』に関する質問自体があまり無いですね。担当を決めて、発注などの業務を対応してもらっていますが、特にわからないなどの質問もありません。
おむつのサイズを変更したい時も、すぐに対応できるので便利です。
園内に倉庫があるのですが、ちょっと離れているんです。配送業者の方にその2階まで運んでいただけないので、5箱のおむつを自分たちで2階まで上げるのにちょっと苦労しています。でも職員みんな何も言わずにやってくれています。
ー倉庫からのおむつの補充はどのようにされていますか？
各クラスの不足分をそのクラスの担当者が取りに行っています。以前のように個人ロッカーに入れるのではなく、おむつ交換の場所に近い場所にクラスごとに置くようにしています。
誰々ちゃんのおむつがないとか、名前が書かれてないとか、そういうことがなくなって、煩わしさが無いですね。
ー今後、こういったサービスがあればいいな、などご要望はありませんか？
エプロンは洗うのも大変だし、衛生面を考えて、誰でも使える使い捨てのようなものがあるといいかなとは思います。
エプロンと手口拭きっていうのは、どれが誰のかが分かりにくい。たまに手伝いに入る先生だと余計分からないので、そういう時にどれでもいいのよー！と、おむつ使い放題のような仕組みになっていたらいいな、と思いますね。
ー保育現場に立たれる先生ならではの、素晴らしいご意見をお聞かせいただき、ありがとうございます。
今後のサービス改善への参考にさせていただきます。これからもよろしくお願いいたします。
