保護者と子どもが過ごす時間を大切に

園名:社会福祉法人伸こう福祉会 保育園キディ二子・川崎

地域:神奈川県

施設形態:認可外保育園

定員数:30名

支払方法:保護者が負担


「保育園キディ二子・川崎」は川崎市の認定保育園です。保護者の荷物を少なくできるならと、今年の春から『手ぶら登園』を導入しています。

その背景には、保護者に子どもとの時間をより大切にしてほしいと願う、保育園側の熱い想いがありました。

保護者の負担を軽減したい思いで導入

ー『手ぶら登園』を知ったきっかけについて教えてください。

ニュースで取り上げられているのを拝見し、興味を持ちました。その後、保育園宛にもFAXで案内が届いたので、問い合わせた形です。

ー導入に至った決め手は何ですか?

保護者の負担が軽くなるという点ですね。保育園の準備に時間をかけず、子どもとの時間を1分でも1秒でも増やしてほしいと思い、導入することに決めました。

おむつとおしりふきをセットで収納

ー現在のおむつの管理方法について教えてください。

届いたおむつは、トイレの近くの棚に保管しています。そこからサイズごとのかごに分け、各クラスへ持っていきます。

かごにはおむつと、同じく『手ぶら登園』で使い放題のおしりふきをセットで入れてますね。職員はそこから取り出しておむつを替えています。

ーサービスを導入した後の保育士さんの反応はいかがですか?

おむつの管理に関して職員に負担をかけるのではないか、という点が心配ではありましたが、特に「大変です」といった声はありません。

職員の負担を軽減することではなく、保護者サポートのための「選べるサービス」という目的で導入しておりますので、保護者の手間が削減されているならよかったかなと思います。

『手ぶら登園』は保護者の大きな助けに

ー保護者の反応はいかがですか?

おむつ一つ一つに名前を書き、家から持っていくというのが手間だと感じていた保護者も多かったようで、「すごく楽です」とお声をいただいています。

キディ二子・川崎には、自転車や徒歩で来られる保護者がほとんどです。荷物が少ないのは大きな助けになっていると感じます。

ー保護者さんのお声を受け、弊社も嬉しく思います。

保護者のみなさんには、子どもとの時間を常に大切にしてほしいと考えています。保育園の準備に手間をかけていると、なかなか子どもとの時間を確保できません。

ですが、『手ぶら登園』を利用することでそれを実現できる。とてもありがたいサービスだなと実感しますね。

ー保護者さんの支えになりたいという保育園さんの強い想いがとても伝わります。素敵なお話をありがとうございました。

今回インタビューに答えていただいた田邊千尋園長先生。
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