きっかけは、保護者の負担を減らしたいという想いから

施設形態:認定こども園

定員数:60名

支払方法:保護者が負担


神奈川県横浜市にある認定こども園です。保護者の方にとって子育ての支えになるようにと保護者支援を目的に手ぶら登園を導入して頂きました。

入園説明会でも好印象

ー『手ぶら登園』を知った時の印象はいかがでしたか?

最初にサービスの詳細を知った時は、保護者様の負担を減らせるのではないかと思いました。
以前は、おむつは保護者様が持参されていましたが、持って来られる枚数がバラバラなので、補充を忘れられる方もいらっしゃいました。
足りない分は園のおむつを貸し出していましたが、足りなかったことについて保護者様に案内して、余分に持ってきていただいたり、返却がない場合は、また催促したりといったやりとりも保護者様にとっては小さな負担だったかもしれません。

そうした負担を少しでも減らしたいと思い、保護者支援の一環として導入を決定しました。

ー先生方にとっては、管理面でどんな変化がありましたか?

以前は履かせ間違いが起こらないように配慮して、その都度念入りに名前のチェックをしたりと管理が大変でした。
今ではみんなが同じおむつを使用するので、サイズ以外を気にせず交換できるようになりスムーズです。

またおむつの貸し出しや返却のやり取りがなくなったことは、先生にとっても負担の軽減になっていると思います。

発注したおむつは、段ボールで届くので量は結構ありますが、廃材として製作に使ったり地域の回収日に処分しているので問題ないです。

保護者様にも納得して頂けるよう丁寧にご案内

ー保護者様には、どのようにご案内されているんですか?

担任や他の先生から個別にお伝えしています。
直接お話しすることで、保護者様の反応も分かりやすく、メリットも良く理解して頂けていると思います。
多くの保護者様が、記名の必要が無くなるというところに魅力を感じ、利用されています。

当園では、自転車や徒歩で通園される保護者様がほとんどなので、荷物を少しでも減らせることが負担の軽減につながっているのではないかと思います。

実際に入園説明会の時に手ぶら登園のことをお伝えすると、喜んでくださる方もたくさんいらっしゃいます。

ー『手ぶら登園』をご利用頂いている保護者の方とのやり取りで気を付けていることはありますか?

トイレトレーニングの進み具合を見て、保護者様と小まめにやり取りをするよう心がけています。
おむつの使用枚数が減ってきた子の保護者様には、解約のご案内もしているのでそうした丁寧なコミュニケーションが保護者様の安心にも繋がっていると思います。
そのために手ぶら登園の管理マイページを定期的に確認し、利用状況の把握を行なっています。

より管理がしやすいように工夫をプラス

ー手ぶら登園を利用されている方とされていない方が混在していると思いますが、どのように管理されていますか?

導入当初は、担任の先生はどのサイズか把握していても、フリーの先生は困ってしまうということがありました。
そこで、どの子がどのサイズを履くのか、一目で分かるように名簿で一覧にしています。
サイズが変わったらその都度変更を記入するよう徹底することで、どの先生でもすぐに分かるように工夫しています。

そのおかげで、現在は特に混乱することなく利用できています。

ー先生方の方で、より分かりやすいように工夫してくださっているということですね。
 保護者様への丁寧なご案内が、サービスを安心してご利用頂ける秘訣だと感じました。
 貴重なお話をありがとうございました。

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