園名:桑の実西国分寺保育園
地域:東京都
施設形態:認可保育園

桑の実西国分寺保育園は、最寄駅から徒歩5分という便利な立地にありながらも、緑豊かな自然に囲まれた認可保育園です。季節ごとの行事や旬の食材を通して、子どもたちの素直な感じ方や表現を大切にする保育を行っています。
誰が手ぶら利用者が、パッとわかるように工夫しています。
ー導入前、おむつは保護者様からの持ち込みだったのでしょうか?
そうです。子どもたち一人ひとつ、おむつ入れのかごを準備して、保護者に記名したおむつを入れておいていただく、という方法です。保護者が自分でかごを見て、なくなりそうだったら補充してもらっていました。
その個別のかごから、保育士がトイレのところに移しておむつ替えをしていました。
ー初めて手ぶら登園サービスの導入について聞いたときは、どのような印象でしたか?
全クラス導入であれば、かなり保育士の業務は楽になるな、と思いました。
でも逆に、利用する園児が半々くらいであれば、どうなんだろうかと心配はありました。
ー実際に利用を開始されていかがでしたか?
現在は、0歳は全員利用、1歳は半分くらい、2歳児も3名が利用しています。
今はもう慣れましたが、最初のころは、この子は手ぶらのおむつか、持ち込みのおむつか、どっちだったっけ?と判別がつきにくかったので、職員間で共有できるよう、おむつを補充するところに貼り紙をしていました。土曜日に利用する子もいたので、手ぶら登園を利用している、ということとおむつのサイズを書いて、パッと見分けけられるように工夫しました。
届いたおむつは、箱からすべて出して、収納棚に収納しています。その日使う分はトイレのところに置いておいて、そこからどんどん利用しています。面倒なことや大変なことは特にありません。


荷物が減って便利、という保護者様からの声も
―ご利用いただいている保護者様の反応はいかがですか?
登降園の際の保護者の交通手段は、徒歩か自転車が中心なので、持ってくる荷物が減るということはすごくメリットになっていると思います。保護者説明会で案内すると、とても良い感想をいただく事が多いです。
上のお子さんが保育園に通っている時には、手ぶら登園サービスが導入されていなくて、紙おむつの持ち込みをしていた方など、下のお子さんの入園説明会で「こんな便利なサービスがあるんだ!」と喜んでいらっしゃいました。
ーサービスについての案内はどのようにされていますか?
入園説明会で案内をしたうえで、園内にポスターを貼って告知しています。途中入園の方にも、必ず案内をしています。基本的には全員なるべく登録してください、という方向で話をします。
保護者への案内用にいただいたマンガチラシがとても分かりやすいので、マンガをお渡ししたら、登録されるかどうかの決定は保護者へお任せしています。
また、解約するかどうかも保護者に決めていただいています。おむつ外れが近くなったら、おむつを持ち込みにするか、少ない枚数でも手ぶら登園を継続するか、お声かけはします。使う枚数が少なくても手ぶら登園を継続する、という方もいらっしゃいますよ。
ー今後のサービス改善に向けて、何かご要望はありますか?
発注したおむつが届くまでに、在庫がギリギリになることがあります。もっと早く発注すれば良いのですが、在庫が多くなると保管場所のスペースが必要になり、その兼ね合いが大変です。注文から納品までの期間が短く、また一回の発注も、もう少し小ロットで注文できると楽になるかな、と思います。
ー長くご利用いただいているからこそのご指摘をいただき、ありがとうございます。今後も、保護者様、保育園様双方にご満足いただけるサービスを目指し、改善してまいります。この度はインタビューにご協力いただき、ありがとうございました。
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