『手ぶら登園』導入で負担が軽減。衛生面の安心感も

園名:アソシエ学芸大学東保育園

地域:東京都

施設形態:認可保育園

定員数:69名

支払方法:保護者が負担


東京都目黒区にある「アソシエ学芸大学東保育園」は、ひとりひとりの個性を大切にしながら、きめ細やかな保育を目指す認可保育園です。

保育園の法人代表が、「保育士と保護者の両方の負担を軽減する」という理念に共感し、導入を決定。2020年の3月から全園に導入するようになりました。

ご利用開始から約1年がたった現在では、保護者と保育士の負担軽減はもちろんのこと、衛生面でのメリットも感じられたそうです。

サービスの理念に共感して

ー『手ぶら登園』を導入してから、保護者さんの反応はいかがですか?

おむつの名前を書いて持っていく必要がなくなり、とても楽になったのではないかと感じます。

やはり毎日おむつの準備をするのは大変だったと思いますので、その負担がなくなったことは保護者のみなさんにとって大きなメリットではないかと思います。

ーありがとうございます。では現場の保育士さんの反応はいかがですか?

子どもたちの名前を確認しなくていいので、履かせ間違いなどのミスがなくなりました。

また、おむつの残り枚数を気にしなくていいことも嬉しい点です。保護者におむつの催促をすることもなくなり、業務の負担も軽減されたと感じます。

来年度の入園者にもアナウンスを

ーサービスを利用している子、していない子がいるとお聞きしています。保育現場での混乱はありませんか?

子ども一人ひとり個別に持ち物を管理しています。

最初は、誰が利用しているか利用していないかをしっかり区別するために気を使っていましたが、現在は誰がどのおむつなのかひと目で分かるようになっています。

また、その日使用したおむつの枚数を保護者に報告していますので、目立った混乱はありませんね。

ー2年目以降のご利用についてはどうお考えでしょうか?

引き続き、利用をしていきたいと考えています。来年度に入園される方にはできるだけ『手ぶら登園』サービスを使っていただこうとアナウンスを行っています。

あと、園見学に来られる方にもサービスの説明をしているのですが、おむつの種類が気になっている方が何人かいました。

おむつの種類が選べたらいいなと思うことはありますね。

衛生面でも安心感

ーおむつの管理方法について教えてください。

手ぶら登園利用の有無にかかわらず、全ての子どものおむつを個別に分けて管理しています。スリムストッカー(隙間収納)にそれぞれの子どものマークを貼り、見分けられるようにしています。

新型コロナウイルスの影響(2021年2月現在)もあり、できるだけおむつはもちろん、子ども同士の荷物が絶対に混在しないように心がけています。

ー昨今の事情を考えますと、衛生面もより注視しないといけませんね。

そうですね。コロナウイルスに限らず、どこからどんな菌がやってくるかわかりません。

ですが、『手ぶら登園』の導入で外部からの持ち込みを少なくでき、結果として感染症対策もしやすくなっています。衛生的な安心感があるということは、保育園にとっても保護者にとっても、大きなメリットだと思います。

ーそのように言っていただき、とても嬉しく思います。またおむつの種類に関するご意見や保護者さんからのお声も伺うことができました。貴重なお話をありがとうございました。

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