『手ぶら登園』に切り替えて、おむつ代請求の事務作業が削減

園名:マリヤ保育園

地域:東京都

施設形態:認可保育園

支払方法:保護者が負担


東京都江戸川区にある「マリヤ保育園」は、リトミックや体操、茶道などさまざまなカリキュラムが揃っている認可保育園です。

もともと保育園独自でおむつのサービスを展開していましたが、事務作業の負担軽減のために『手ぶら登園』を導入。負担は軽くなりましたが、同時に課題も見えてきました。

事務作業の課題を『手ぶら登園』で解決

ーマリヤ保育園さんでは、もともと独自でおむつを用意するサービスを行っていたんですね。

はい。当園で業者からおむつを購入し、使用済みのおむつの処理も行っていました。

保護者からは使った枚数分の料金をいただいていたので、保護者がおむつを持ち込むということはありませんでしたね。

ーそこから『手ぶら登園』に切り替えた経緯について教えてください。

事務作業に関する課題を抱えていて、それを解消したいという想いがありました。子どもたちの登園日数によって使うおむつの枚数が異なり、それによって料金も上下しますので、計算が大変でした。

こちらでおむつを準備することによって、保護者や保育士の手間や時間がかからないようにというメリットは変えたくなかったんです。そのような中で系列の園を通して『手ぶら登園』を知りました。

保護者が業者に料金を支払うシステムということもあり、導入しようと決めたのです。

ー改めまして導入していただき、ありがとうございます。サービスを利用してからは抱えていた課題も解決しましたか?

はい。集金や計算など、そういった事務作業の負担は軽減できました。その点はとてもありがたいと感じています。

登園回数に見合った価格が今後の課題…

ー『手ぶら登園』に切り替えたことに関して、保護者さんから意見はありましたか?

料金システムが切り替わっただけですので、特にクレームなどはありませんでした。

今までの支払い方法は、直接現金を手渡しする形でしたが、『手ぶら登園』になってからはクレジットカードでの引き落としになり、少し負担は軽くなったかなと思います。

ただ、今までは日割り計算で、子どもたちが休んだ日は請求しなかったので、月額一律の料金が少し高いと感じる人もいるようです。

ー確かに登園回数が少ないと、割高に感じてしまうかもしれませんね。感染症などで長い間お休みする可能性もありますし…。

そうですね。特に今回はコロナウイルスの影響で、登園回数が減った子どもが多かったです。使ったおむつの枚数と、月額の料金が割りに合っていないと思われている保護者さんもいました。

何日登園しても同じ料金なので、「休むと損かな?」と考えてしまう人もいると思いますね。

ーこれはとても貴重なご意見です。確かに登園回数が少ない方向けの料金システムを構築していく必要がありますね。今後弊社で検討すべき課題だと感じました。ためになるお話をありがとうございました。

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