公立初の『手ぶら登園』。町が率先して、保護者の負担軽減へ

園名:三宅幼児園

地域:奈良県

施設形態:幼保連携型認定こども園

定員数:146名

支払方法:保育園が負担


奈良県北中部に位置する、磯城郡三宅町。公立園で初めて『手ぶら登園』を導入した自治体です。利用料金は町がすべて負担し、保護者は無料でサービスを受けることができます。

利用し始めてから、何か変化はあったのでしょうか。同町の認定こども園「三宅幼児園」で、今の状況を伺いました。

少なくなった保護者の荷物

-三宅町では、今年7月から『手ぶら登園』の利用を開始していただきました。導入の話を聞かれた時はどう思いましたか?

はじめに聞いた時は、すごいサービスがあるんだなぁと思いました。画期的ですし、利用することで保護者の負担が減るのであれば嬉しいと感じましたね。

-導入する前、三宅幼児園ではどのようにおむつを管理されていましたか?

今までは保護者が1枚ずつおむつに名前を書き、園に持ってきていました。使用済みのおむつを持ち帰ることもお願いしていましたね。保護者の行き帰りの荷物は、いつもいっぱいだったなという印象です。

-『手ぶら登園』を始めたことで、そうした荷物が少しずつ減ったということですね。

そうですね。おむつ自体を園で提供する形となったため、使用済みのおむつも園で処分することになりました。持ち帰りは洋服やエプロンのみ、登園の際にもおむつを持参しなくていいので、荷物は少なくなったなと感じます。

導入に合わせておむつ専用のゴミ箱を新調

-届いたおむつはどこに保管していますか?

現在、保育室が一つ空いていますので、そこに保管しています。各クラス担任が1週間分くらいまとめて保育室へ持っていき、棚に収納しますね。サイズ別に分けて、すぐに取り出せるようにしています。

-使用済みおむつの廃棄は、どのようにされていますか?

導入にあたり、専用のゴミ箱を新調しました。スリムな縦型で、キャスターも付いているタイプです。お部屋に6台設置していますね。脱臭効果がついている袋を使用し、毎日廃棄しています。

「ありがたい」保護者、「助かる」保育士

-導入して1ヶ月経ちましたが(2020年8月現在)、保護者さんの反応はいかがですか?

『手ぶら登園』の費用はすべて自治体負担なので、保護者は無料で利用できるんです。それが「ありがたい」とお声をいただいていますね。

おむつの準備がなくなったことで朝の支度も楽になったのではないか、また、おむつを買いに行く回数も減ったのではないかなと思います。

-保育士さんの負担も少し軽くなりましたか?

はい。おむつに書かれた名前を確認する必要がなく、在庫もまとめて管理することになったので、時短になったという声を聞いています。足りなくなった時に保護者にお声がけすることもなくなりましたし…。

初めに『手ぶら登園』のお話を伺ったとき、保育士の負担が増えるだろうかと少し心配になっていました。ですが、業務にかかる時間が短縮でき、おむつの取り間違いという混乱もなくなったので、とても助かっています。

-『手ぶら登園』が保護者さん、保育士さんにとって嬉しいサービスになっていること、何より自治体が率先して負担軽減に力を入れていることをとても嬉しく思います。素晴らしいお話をありがとうございました。

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