園名:練馬あけみ保育園
地域:東京都
施設形態:企業主導型保育
定員数:19名
支払方法:保育園が負担
地域の子どもたちに加え、従業員のお子さんも預かる企業主導型保育園です。遠くから出勤している従業員さんは、いつもたくさんの荷物を抱えていました。「少しでも保育園に持っていく荷物を減らしたい」という想いで『手ぶら登園』を導入。「持ち物が少なくなった」と喜びの声が上がるようになりました。
導入して1年と3ヶ月。現在、どのようにサービスを利用されているのか。大きな変化はあったのか、お話を伺いました。
たくさん抱えた荷物、少しでも減らしたかった
-現在、練馬あけみ保育園さんでは従業員の方がご利用されているそうですね。
はい。当園は企業主導型保育なので、従業員の子どもたちはもちろん、地域の方々のお子さんも預かっています。
ですが、従業員全員が近隣に住んでいるとは限りません。中には遠いところから電車に乗り、お子さんを連れて出社する人もいます。毎日たくさんの荷物を抱えて大変だと聞いていたので、「少しでも負担を軽くできないか」と以前から思案していました。
そんな時、『手ぶら登園』を知ったんです。
-どのようなきっかけだったのでしょうか?
インターネットで取り上げられているのを拝見しました。保護者さんがおむつを持って登園する必要がなく、しかも使い放題ということに興味を持ちましたね。
『手ぶら登園』を導入する前は、おむつを持っていただくようにお願いしていたのですが、「園側でおむつを用意してくれたら助かる」といった声が、実はよく保護者さんや従業員から上がっていました。
このサービスならそれが実現できると思い、導入を決めたんです。
はじめは大変だったおむつ管理
-現在、おむつの管理はどのようになっていますか?
利用している子もしていない子も、みんな個別のロッカーに入れていますね。『手ぶら登園』で届いたおむつはサイズ別に分けた箱に収納し、利用する子どもたちのロッカーが空になったら補充していきます。
これは現在の利用者が少ないからできることなんですが、今後増えてくれば、保管する場所を変える工夫をしていくつもりです。
-『手ぶら登園』はメーカーとの関係で「1回の配送につき5箱以上」のお願いをしているのですが、どのように在庫の管理をされていますか?
届いたら中身を全て取り出して、事務所に設置したメタルシェルフに収納しています。サイズ別に分けている箱のストックがなくなりそうになったら、そこから補充する形です。
-導入する前と後で、現場の保育士さんの手間はどう変わっていったのでしょうか?
サービスを利用している子としていない子がいますので、導入した当初は管理が大変でした。特に新人さんはすぐに覚えられず、前からいるスタッフを中心に補充を行っていましたね。
今は慣れてきましたので、どの子が『手ぶら登園』を利用しているのかみんな理解できるようになっています。
「おむつが常にある」安心感と今後の課題
-『手ぶら登園』を利用して良かった点をお聞かせください。
まずは、子どもと一緒に登園してくる従業員の荷物が減ったことです。おかげで、他の忘れ物をすることも少なくなったと声をもらっています。
また、現場の保育士も「おむつが常にある」という安心感を持っていますね。今まではおむつが足りなくなると園側で貸し出すこともあったので、常に予備を購入しておく必要がありました。その負担が無くなったので、とても好評です。
-では、逆に改善してほしいところはありますか?
見学の時に保護者の方が多数来られるのですが、その際にサービス内容をやや説明しづらいなと感じますね…。入園の契約は保育園に申し込み、おむつだけは別の会社と直接契約するという仕組みがピンときていない保護者も多いと思います。
なので、見学の時にもっと分かりやすく、ぱっと理解していただけるような言い回しがないかなぁと考えていますね。
-とても貴重なご意見ありがとうございます。弊社としての今後の課題ですね。改善できるように検討してまいります。
2歳児のトイレトレーニングに『手ぶら登園』を
-導入して1年以上経過していますが、保育をしていくなかで、以前と大きく変わったことはありますか?
使っていてふと気づいたのが、2歳児のトイレトレーニングに『手ぶら登園』がとても便利だなということです。
トイレトレーニングをすると、トイレへ促す回数が増えるので、ストックがあっという間になくなってしまうんですよ。サービスを利用していないお子さんだと、しょっちゅう保護者さんに追加のおむつを持ってきてもらうようお願いしないといけないんですね。
でも、おむつが使い放題の『手ぶら登園』なら、残りの枚数を気にせずにトレーニングができるんです。
-そこの観点には気づいていませんでした。とても勉強になりました。今後の導入案内にも活用させていただきます。ありがとうございます。
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